柿の栄養の豆知識|知っておきたい基本
柿の栄養について、含まれる成分と食べ方の目安をまとめました。渋柿と甘柿の違い、干し柿との差、一日にどのくらいが目安かまで、落ち着いた話にしています。
店先のやりとり
常連さん
柿は一日にどのくらいまでですか。
店主
大きい物で1個くらいが目安ですよ。果物ですから、量を決めていただくのが気楽です。
店主のひとこと柿は皮の近くが持ち味。薄くむいてください。
まず知っておくこと
柿は秋に出回る果物で、甘柿と渋柿に分かれます。ビタミンCやカリウム、食物繊維、それから色のもとになる成分を含みます。干すと水分が抜けるため、同じ重さで比べると糖分が高くなります。効き目を期待して食べるものではなく、季節の果物として量を決めていただくのがよいと思います。
要点
- ビタミンCを含みます。皮の近くに多いとされています。
- カリウムと食物繊維を含みます。渋みのもとはタンニンという成分です。
- 渋柿はそのままでは渋く、渋を抜くか干して食べます。
- 干し柿は水分が抜ける分、同じ重さで比べると糖分が高くなります。
- 一日の目安は、大きい物なら1個、小さい物なら2個くらいまでが無理のない量です。
- 空腹のときに続けて食べると、胃が張ると感じる方もいます。
具体的な例
- 生の甘柿
- 干し柿
- 柿なます
- 柿の白あえ
- 柿とヨーグルト
- 柿のジャム
実践のコツ
- 皮の近くに成分が多いとされます。薄くむくと無駄が出ません。
- 固い柿が好みなら、袋に入れず涼しい場所に置きます。やわらかくしたいなら袋に入れてください。
- 熟れすぎた物は、つぶして白あえやジャムに回すと使いきれます。
よく聞かれること
干し柿と生の柿では違いますか。
干すと水分が抜けるので、同じ重さなら干し柿のほうが糖分が高くなります。一方でビタミンCは減ります。生は数を、干し柿は個数を決めて食べるのが目安です。
渋柿はそのまま食べられますか。
そのままでは渋くて食べられません。焼酎やお湯で渋を抜くか、皮をむいて干して使います。干すと渋みが抜けて甘みが出てきます。
皮はむいたほうがよいですか。
口当たりが気になる方はむいてください。成分は皮の近くに多いとされるので、むくなら薄くするのが無駄がありません。よく洗ってからにしてください。