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かぶの旬の豆知識|知っておきたい基本

かぶの旬と、時期による味の違いをまとめました。春と秋で甘みが変わります。買うときに見るところと、葉の使い方もお話ししますよ。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

かぶって、いつのが一番おいしいんですか。

店主

春と秋冬の二度ですよ。春はみずみずしく、冬は甘い。使い分けると面白いです。

店主のひとこと買ったらすぐ葉を落とす。根の水気が保てます。

まず知っておくこと

かぶは年に二度、味の良い時期があります。三月から五月の春かぶは、皮が薄くて柔らかく、みずみずしいのが持ち味です。十月から十二月の秋冬かぶは、寒さに当たって甘みがのり、煮ると崩れにくくなります。産地を変えながら通年出回りますが、味の差がはっきり出るのはこの二つの時期です。

要点

  • 春かぶ(三月〜五月):皮が薄く柔らかい。生食や浅漬けに向きます。
  • 秋冬かぶ(十月〜十二月):甘みがのって身が締まり、煮もの向きです。
  • 葉も食べられます。買った当日に切り離して別に保存するのが目安です。
  • 小かぶは火の通りが早く、大かぶは煮崩れしにくい傾向があります。
  • かぶはビタミンCやカリウム、葉にはカルシウムや鉄を含みます。

具体的な例

  • 春の浅漬け:皮ごと薄切りにして塩をふり、十五分置くだけで十分です。
  • 冬の煮もの:厚めに皮をむいて、だしで十分ほど煮ると甘みが出ます。
  • 葉のふりかけ:刻んで炒め、しょうゆとごまで味をつけます。
  • かぶのすり流し:すりおろして汁に加えると、とろみと甘みが出ます。
  • 焼きかぶ:くし切りにしてフライパンで両面を焼くと、甘みが濃くなります。

実践のコツ

  • 買ったらすぐに葉を切り離します。つけたままだと根の水分が葉に取られます。
  • 皮は季節で変えます。春は薄く、冬は厚めにむくと口当たりがそろいます。
  • 煮るときは面取りをすると崩れにくくなります。十分煮れば十分柔らかくなります。

よく聞かれること

皮はむいたほうがいいですか。

春の小かぶは薄いので、よく洗えばむかなくても構いません。秋冬のものは皮の内側に固い筋があるので、厚めにむくと口当たりがそろいます。むいた皮はきんぴらにできますよ。

葉はどうやって使いますか。

塩ゆでして刻み、ごま油としょうゆで和えるか、炒めてふりかけにします。味噌汁の実にしても合います。生のままだと固いので、必ず火を通してください。

保存はどうしますか。

葉を切り離し、根は袋に入れて野菜室で一週間ほどが目安です。葉は湿らせた紙で包み、二、三日で使い切ります。長く持たせたいときは、ゆでて絞って冷凍してください。