冬の和菓子の豆知識|知っておきたい基本
冬の和菓子は、温かくしていただくものと、行事に合わせたものが中心になります。どんな品があるのか、選ぶときの目安、家で用意するときの段取りまでをまとめました。
店先のやりとり
常連さん
買った大福がかたくなってしまいました
店主
蒸し器で2分ほど温めてみてください。やわらかく戻りますよ。冷蔵庫には入れないほうがいいです。
店主のひとこと餅の入ったものは、買った日にいただくのが一番です。
まず知っておくこと
冬の和菓子は、あずきを炊いて温かくいただくものがよく出ます。正月やその前後の行事に合わせた品も並びます。ついた餅や蒸した生地を使うものが多く、寒い時期はかたくなりやすいので、その日のうちにいただくのが目安です。春が近づくと、いちごを使ったものが混じりはじめます。
要点
- あずきを炊いたものが中心になります。温かくしていただく品が多い時期です。
- 正月前後は行事に合わせた品が並びます。
- 餅を使ったものは、冬はかたくなりやすいので早めにいただきます。
- 蒸した生地のものは冷蔵庫に入れるとかたくなります。常温が目安です。
- 春が近づくと、いちごを使ったものが出てきます。
- 日もちは品によって大きく違います。買うときに確かめてください。
具体的な例
- ぜんざい
- おしるこ
- 花びら餅
- いちご大福
- 栗蒸しようかん
- きんつば
実践のコツ
- 先に食べる日を決めてから買ってください。餅を使ったものは、その日のうちが目安です。
- かたくなった餅入りのものは、蒸し器で2分ほど温めるとやわらかく戻ります。
- あずきを家で炊くなら、前の晩に水に浸けず、そのまま弱火で50分煮るのが手軽です。
よく聞かれること
ぜんざいとおしるこは何が違うのですか
地域で呼び方が変わります。関東では汁気のあるものをおしるこ、関西では粒のあるものをぜんざいと呼ぶことが多い、という程度の違いです。
和菓子は冷蔵庫で保存できますか
餅や求肥を使ったものはかたくなるので向きません。常温の涼しい場所に置いてください。生菓子はその日のうちが目安です。
家であずきから炊くのは大変ですか
思うほどではありません。あずき200gを3倍の水で弱火50分煮て、やわらかくなってから砂糖を二回に分けて入れるだけです。