なす弁当の献立帖|組み合わせと段取り
なす弁当の組み立て方をまとめました。色が変わりやすく水気の出やすいなすを、どう詰めればおいしいままか。おかずの案と朝の段取りまでお話しします。
店先のやりとり
常連さん
なすを弁当に入れると黒くなります。
店主
切ってすぐ油で炒めてみてください。水にさらすより色が残りますよ。汁気もしっかりとばしてください。
店主のひとこと切ったらすぐ油。なすの色はここで決まります。
考え方
なす弁当は、なすのおかずを主役にした弁当のことです。なすは水気が出やすく色も変わりやすいので、油を使って先に火を通し、汁気をとばしてから詰めるのが基本になります。
献立の例
| 主菜 | なすと豚肉のみそ炒め |
|---|---|
| 副菜 | 卵焼きとブロッコリーのごまあえ |
| 汁物 | 油揚げとわかめのみそ汁(汁は水筒で) |
料理のアイデア
- なすと豚肉のみそ炒め
- なすの揚げびたし
- なすとピーマンの甘辛炒め
- なすの肉巻き
- なすとひき肉のはさみ焼き
- 焼きなすのおひたし
- なすのきんぴら
- なすとちくわの炒め物
- なすの南蛮漬け
- なすとトマトの重ね焼き
- なすのごまあえ
段取りのコツ
- なすは切ったらすぐ油で炒めます。水にさらすより、油を回すほうが色が残ります。
- 汁気は詰める前にとばします。中火で1分、鍋を揺すって水分を飛ばしてください。
- 前の晩に切って油をまぶし、冷蔵しておくと朝は炒めるだけで済みます。
- 完全に冷ましてからふたをします。温かいまま閉じると水が回ります。
よく聞かれること
なすが油を吸いすぎます。
切ってから塩をひとつまみふり、5分置いて水気を拭いてください。それだけで吸う油が減ります。炒めるときは油を先にフライパン全体へ回しておくのもこつです。
夏場の弁当で気をつけることは。
汁気を残さないこと、完全に冷ましてからふたをすること、この二つです。保冷剤を上に一つのせて、直射日光の当たる場所に置かないでください。
作り置きはできますか。
みそ炒めや揚げびたしなら冷蔵で2日が目安です。朝はそのまま詰めず、一度温めて汁気をとばし、冷ましてから入れてください。そのほうが日中も安心です。