タルトストーン|選び方と長持ちさせる手入れ
タルトストーンは、タルトの生地だけを先に焼くときに重しとして使う道具です。種類の違い、選び方、使った後の手入れまでまとめました。
店先のやりとり
常連さん
タルトストーンがないのですが。
店主
生の米で代わりになりますよ。紙を敷いて、その上に平らに広げてみてください。
店主のひとこと紙を先に敷く。取り出しがまるで違います。
どんな道具か
タルトストーンは、タルトやキッシュの生地だけを先に焼くときに、生地の上に載せる重しです。使う前に生地の上へ紙を敷いておくと、石が生地に食い込まず、後で取り出しやすくなります。
種類と違い
- 陶製の粒。熱の回りが穏やかで、長く使えます。
- 金属の粒。熱が早く伝わり、底までしっかり焼けます。
- 鎖状につながったもの。散らばらず、出し入れが早いです。
- アルミの板を重しにするもの。洗いやすいのが持ち味です。
- 生の米や乾いた豆で代用したもの。手持ちのもので間に合います。
選び方
- 型の大きさに対して、底が隠れる量があるか。足りないと縁が内側に倒れます。
- 出し入れのしやすさ。熱いうちに移しますので、注ぎ口のある器と一緒に使います。
- 洗えるかどうか。油を吸う素材は、においが残ります。
- 使う回数で決めます。年に数回なら、生の米で十分です。
使い方と手入れ
使い方
- 生地を型に敷いたら冷蔵庫で30分休ませ、それから紙を敷いて石を入れます。
- 縁まで石を寄せて高さをそろえます。縁の生地が落ちるのを防げます。
- 180度で20分焼いたら石ごと紙を持ち上げて外し、さらに10分焼いて乾かします。
手入れ
- 熱いうちは金属の器に移します。樹脂の容器は傷むことがあります。
- 完全に冷めてから乾いた布でふきます。水洗いした場合はよく乾かしてください。
- 代用した米や豆は、食べずに次の空焼き用に取っておきます。
よく聞かれること
生の米で代用できますか。
できます。紙を敷いた上に平らに広げてください。焼いた米は水分が抜けて炊きにくくなりますので、食べずに次の空焼き用に取っておきます。
どれくらいの量が要りますか。
型の底が隠れて、縁まで届くくらいです。18cmの型なら400gほどが目安になります。少ないと縁の生地が内側に倒れます。
いつ取り出しますか。
縁に薄く色が付いた頃、焼き始めから20分ほどが目安です。取り出してから10分ほど追加で焼くと、底まで乾いて食感がよくなります。