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タルトストーン|選び方と長持ちさせる手入れ

タルトストーンは、タルトの生地だけを先に焼くときに重しとして使う道具です。種類の違い、選び方、使った後の手入れまでまとめました。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

タルトストーンがないのですが。

店主

生の米で代わりになりますよ。紙を敷いて、その上に平らに広げてみてください。

店主のひとこと紙を先に敷く。取り出しがまるで違います。

どんな道具か

タルトストーンは、タルトやキッシュの生地だけを先に焼くときに、生地の上に載せる重しです。使う前に生地の上へ紙を敷いておくと、石が生地に食い込まず、後で取り出しやすくなります。

種類と違い

  • 陶製の粒。熱の回りが穏やかで、長く使えます。
  • 金属の粒。熱が早く伝わり、底までしっかり焼けます。
  • 鎖状につながったもの。散らばらず、出し入れが早いです。
  • アルミの板を重しにするもの。洗いやすいのが持ち味です。
  • 生の米や乾いた豆で代用したもの。手持ちのもので間に合います。

選び方

  • 型の大きさに対して、底が隠れる量があるか。足りないと縁が内側に倒れます。
  • 出し入れのしやすさ。熱いうちに移しますので、注ぎ口のある器と一緒に使います。
  • 洗えるかどうか。油を吸う素材は、においが残ります。
  • 使う回数で決めます。年に数回なら、生の米で十分です。

使い方と手入れ

使い方

  • 生地を型に敷いたら冷蔵庫で30分休ませ、それから紙を敷いて石を入れます。
  • 縁まで石を寄せて高さをそろえます。縁の生地が落ちるのを防げます。
  • 180度で20分焼いたら石ごと紙を持ち上げて外し、さらに10分焼いて乾かします。

手入れ

  • 熱いうちは金属の器に移します。樹脂の容器は傷むことがあります。
  • 完全に冷めてから乾いた布でふきます。水洗いした場合はよく乾かしてください。
  • 代用した米や豆は、食べずに次の空焼き用に取っておきます。

よく聞かれること

生の米で代用できますか。

できます。紙を敷いた上に平らに広げてください。焼いた米は水分が抜けて炊きにくくなりますので、食べずに次の空焼き用に取っておきます。

どれくらいの量が要りますか。

型の底が隠れて、縁まで届くくらいです。18cmの型なら400gほどが目安になります。少ないと縁の生地が内側に倒れます。

いつ取り出しますか。

縁に薄く色が付いた頃、焼き始めから20分ほどが目安です。取り出してから10分ほど追加で焼くと、底まで乾いて食感がよくなります。