キッシュの作り方|材料・手順・店主のコツ
キッシュは、卵液を流して焼く食事のタルトです。レシピの要は具の水気を飛ばすことと、卵液を中心まで固めること。冷めてもおいしいので、持ち寄りにも向きます。
調理時間の目安 70分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
中が固まりません。
店主
具の水気が残っています。炒めて飛ばしてから混ぜてください。焼き時間も五分足します。
店主のひとこと具は冷ましてから卵液に混ぜます。
材料(2人分)
| 冷凍パイシート 冷蔵庫で解凍する | 1枚 |
|---|---|
| 卵 中心まで火を通す | 3個 |
| 生クリーム 牛乳と合わせる | 100ml |
| 牛乳 卵液用 | 100ml |
| ほうれん草 ゆでて水気をしぼる | 1/2束(100g) |
| 玉ねぎ 薄切り。炒めて水を飛ばす | 1/2個(100g) |
| ベーコン 一cm幅。中心まで火を通す | 60g |
| とろけるチーズ 卵液に混ぜる | 60g |
| 塩 味をみて足す | 小さじ1/3 |
| こしょう 仕上げに | 少々 |
作り方
- 先にオーブンを二百度に温め、型に生地を敷いて穴をあけます。穴をあけると生地が浮かず、平らに焼けます。
- 重しをのせて十五分空焼きし、取り出して粗熱を取ります。空焼きしておくと、卵液を吸って湿りません。
- ベーコンと玉ねぎを中火で五分炒め、水気を飛ばして冷まします。水を残すと、焼いても卵液が固まりません。
- 卵、生クリーム、牛乳、塩を混ぜ、チーズと具を合わせます。具を冷ましてから混ぜると、卵が先に固まりません。
- 生地に流して百八十度で三十分、中心が揺れなくなるまで焼きます。揺すって真ん中が波打たなければ、火が通っています。
- 取り出して十分置き、落ち着いてから切り分けます。少し置くと卵液が締まり、切っても崩れません。
店主のコツ
- 買い物では、パイシートは厚めのものを選びます。薄いと卵液がしみて、底がやわらかくなります。
- 火加減は空焼きが二百度、本焼きが百八十度です。高いままだと表面だけ焦げ、中心が固まりません。
- 味の調整は塩です。ベーコンとチーズに塩気があるので、小さじ三分の一から始めてください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷まして切り分け、密閉容器で冷蔵二日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一切れずつ包んで冷凍三週間が目安です。 |
| 温め直し | オーブントースターで五分。冷凍分は冷蔵庫で解凍してから温めます。 |
味を変えてみる
- きのこで。しめじとマッシュルーム150gを炒めて、ほうれん草の代わりに。
- じゃがいも入り。ゆでた薄切り100gを敷くと、食べごたえが出ます。
- 生地なしで。耐熱皿に卵液だけ流して焼けば、軽い一品になります。
よく聞かれること
生クリームがないときは
牛乳200mlだけでも作れます。軽い仕上がりになり、固まるのも少し早くなります。こくを出したいときは、チーズを20g増やしてください。
焼き上がりの見分け方は
型を軽く揺すって、中心が波打たなければ焼けています。竹串を刺して、生の卵液が付かないことでも確かめられます。足りなければ五分ずつ足します。
前の日に作れますか
作れます。冷ましてから冷蔵し、食べる前にトースターで五分温めてください。生地の歯ざわりが戻ります。持ち寄りなら、切り分けてから運びます。