保温弁当箱|選び方と長持ちさせる手入れ
保温弁当箱は、温かいご飯やスープを温度を保ったまま持ち運ぶための入れものです。種類の違い、選び方、使い方と手入れまでをまとめました。
店先のやりとり
常連さん
昼までちゃんと温かいですか。
店主
本体を先に湯で温めて、熱いうちに詰めれば持ちますよ。ぬるいものを入れると保てません。
店主のひとこと先に本体を温める。これが一番効きます。
どんな道具か
真空の層や厚い断熱材で温度を保ち、詰めたときの温かさをできるだけ長く保つ弁当箱です。入れるものと詰め方で保ちが変わるので、道具の性能だけでなく使い方が効いてきます。
種類と違い
- スープ用の筒型。汁物だけを入れる形で、保ちが一番よいです。
- ご飯容器だけ保温する型。おかずは常温の容器に分けます。
- 外側のケースに複数の容器を収める型。ご飯と汁の両方を温かく保てます。
- 電気で温め直す型。職場に電源が要りますが、昼まで置いても温かいです。
- 小型の二段型。量が少ない人向けで、かばんに入れやすい形です。
選び方
- 先に何を入れたいかを決めます。汁物が中心なら筒型で足ります。
- 保温の目安の時間が書いてあるので、朝から昼までの時間と見比べます。
- 口が広いものを選ぶと、詰めるのも洗うのも楽になります。
- かばんに入れる向きを考え、横にしても漏れない作りかを確かめます。
使い方と手入れ
使い方
- 先に熱湯を注いで三分置き、本体を温めてから中身を詰めます。
- ご飯もおかずも、詰める直前に十分熱くしておきます。ぬるいものは温まりません。
- 生野菜や果物は別の容器に。温かい容器に入れると傷みが早くなります。
手入れ
- 使ったらすぐに中身を出し、ぬるま湯とやわらかいスポンジで洗います。
- パッキンは外して洗い、乾かしてから戻します。においの元になりやすい場所です。
- しまうときはふたを外したままにして、中を完全に乾かします。
よく聞かれること
どのくらい温かさが保てますか。
六時間で四十度台を保つものが多いですが、詰めるときの温度で変わります。本体を湯で温め、熱いうちに詰めるのが前提です。
生野菜は入れられますか。
温かい容器には向きません。別の常温の容器に分けてください。果物やヨーグルトも同じで、保冷剤を添えた別容器のほうが安心です。
においが取れません。
パッキンを外し、ぬるま湯に重曹を小さじ一溶かして三十分つけてみてください。そのあとよくすすぎ、日陰で完全に乾かします。