ホームベーカリー|選び方と長持ちさせる手入れ
ホームベーカリーは、材料を入れて待つだけでパンが焼ける道具です。種類の違いと選び方、手入れのしかた、レシピの基本になる分量の目安までまとめました。
店先のやりとり
常連さん
毎日使わないともったいないですか。
店主
いえ、週に一度でも十分ですよ。焼きたての匂いがするだけで、朝がずいぶん違います。
店主のひとこと粉と水は必ずはかりで。味が安定します。
どんな道具か
粉、水、イースト、塩などを容器に入れ、こねから発酵、焼き上げまでを自動で進める道具です。先にはかりと計量スプーンを出しておくと、支度が早くすみますよ。
種類と違い
- 1斤タイプ。二、三人の家庭に合う大きさで、置き場所も取りません。
- 2斤タイプ。家族が多い家や、一度にたくさん焼きたいときに向きます。
- イーストを自動で入れるタイプ。予約して朝に焼き上げる使い方に向いています。
- もちやうどん、ジャムまで作れる多機能タイプ。使う機能が決まっていれば便利です。
- 羽根の小さいタイプ。焼き上がりの底に残る穴が小さくなります。
選び方
- ふだん食べる量で斤数を決めます。二、三人なら1斤で十分です。
- 動く音は思ったより響きます。夜に予約で使うなら、静かさを確かめてください。
- 洗う部品の数を見ます。容器と羽根だけの物は手入れが続きます。
- 使う機能だけで選びます。もちやジャムを作らないなら、パンだけの物で足ります。
使い方と手入れ
使い方
- 粉と水は、はかりで量ります。ここがいちばん味に響きます。
- イーストと塩は離して入れます。直接触れると膨らみが弱くなります。
- 焼き上がったらすぐ取り出し、網の上で冷まします。中に置くと底が湿ります。
手入れ
- 容器と羽根は使うたび洗い、よく乾かしてから戻します。
- 羽根の軸に生地が残りやすいので、ぬるま湯にしばらく浸けてから洗います。
- 本体の中に落ちた粉は、冷めてから乾いた布で拭き取ります。
よく聞かれること
基本の分量の目安を教えてください。
1斤なら強力粉250g、水170ml、砂糖15g、塩4g、バター10g、ドライイースト3gが目安です。粉の種類で水は5mlほど加減します。
うまく膨らみません。
イーストが古いか、塩と直接触れているかがほとんどです。日付を確かめ、塩は粉の反対側の隅に置いてください。水が冷たすぎても鈍ります。
予約で焼くときの注意は。
牛乳や卵を使う配合は、夏場の予約を避けてください。傷みやすくなります。水と粉だけの配合にするのが目安です。