カニ缶の買いもの帖|選び方と食べ方
カニ缶は、身をほぐしてすぐ使える便利な缶詰です。売り場での種類の違い、選び方、汁の扱い、それからレシピに生かす使い方と保存までまとめました。
店先のやりとり
常連さん
缶の汁は捨てるものですか。
店主
もったいないですよ。スープや炒め物に入れると、だしのかわりになります。
店主のひとこと開けたら缶から出す。味も日もちも変わります。
どんなものか
カニ缶は、ゆでた身を詰めて加熱してある缶詰です。汁にも味が出ていますから、開ける前に何の料理に使うかを決めておくと無駄が出ません。
よく買われている種類
- ほぐし身を詰めたもの
- 脚の身をそろえたもの
- 肩の身が入ったもの
- 身と汁が一緒に入ったもの
- 塩味のついたもの
- 味をつけていないもの
- 小さな使いきりサイズ
- 贈答用の大きな缶
- 水煮タイプ
- ほぐし身と脚身を混ぜたもの
買うとき・食べるとき
選び方
- 料理で決めます。混ぜるならほぐし身、のせるなら脚の身が向いています。
- 表示の内容量を見てください。同じ大きさの缶でも、身の量はかなり違います。
- 味付きか無塩かを確かめます。味付きは、料理の塩を減らす必要があります。
食べ方・アレンジ
- 汁は捨てずにスープや炒め物へ。だしのかわりになります。
- 卵と合わせて炒めると、身が少なくても食べごたえが出ます。
- 酢と合わせると身がしまります。きゅうりと和えるのが一番簡単です。
しまうとき
缶のままなら常温で表示の期限まで。開けたら別の器に移し、冷蔵で2日以内に使いきってください。
よく聞かれること
開けて余ったらどうしますか。
必ず缶から出して、ふたのある器へ移してください。冷蔵で2日が目安です。缶のまま置くと、金属の味が移ることがあります。
どんな料理に向きますか。
卵とじ、チャーハン、茶わん蒸し、きゅうりの酢の物が定番です。身をほぐして最後に加えると、香りが立ちます。炒めすぎないでください。
白い膜のようなものは何ですか。
身を包んでいる紙や、成分が結晶になったものです。気になるときは取り除いてください。味には差し支えありません。