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ザワークラウトの作り方|材料・手順・店主のコツ

ザワークラウトは、刻んだキャベツを塩だけで漬ける保存食ですよ。ここでは作り方を、塩の割合から重しのかけ方、漬かり具合の見分け方まで順にご紹介します。

調理時間の目安 20分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

白いものが浮いてきました。

店主

表面に薄く広がる白い膜なら取り除けば使えます。色つきのかびや、つんとした嫌なにおいがしたら処分してください。

店主のひとこと水面から顔を出させない。これが一番の要です。

材料(2人分)

キャベツ 外葉を一枚残しておきます500g
キャベツの重さの二%が目安10g
きび砂糖 発酵を助けます。省いても作れます小さじ1
ローリエ なくても作れます1枚
黒こしょう(粒) 香りづけです5粒
キャラウェイシード 入れると本場の香りに近づきます小さじ1/2
保存瓶 煮沸してよく乾かします1リットル1個

作り方

  1. 先に瓶を煮沸して、逆さにして完全に乾かしておきます。手もよく洗います。雑菌が入ると失敗のもとです。
  2. キャベツを二mm幅の細切りにします。芯は薄く切って一緒に使います。細いほど水が出やすくなります。
  3. ボウルに入れて塩と砂糖をふり、五分しっかりもみます。水が上がるまでです。手のひらで押すようにもむと早く出ます。
  4. 香辛料と一緒に瓶へ詰め、上から強く押して水面をキャベツより上にします。空気に触れる部分があるとかびます。
  5. 残した外葉でふたをして重しをのせ、常温の暗い所に三日から五日置きます。毎日一度、清潔な箸で押し直してください。
  6. 酸っぱい香りが立って泡が出たら、冷蔵庫に移して出来上がりです。好みの酸味になった時点で冷やすと、そこで進みが止まります。

店主のコツ

  • 買い物:キャベツは巻きがしっかりして重いものを選んでください。冬のものが向きます。
  • 火加減:火は使いません。置き場所の温度が二十度前後だと、四日ほどで漬かります。
  • 味の調整:塩は二%が目安です。少ないと傷みやすく、多いと発酵が進みません。

しまうとき・作り置き

冷蔵汁ごと瓶のまま冷蔵で一か月が目安です。取り出す時は必ず清潔な箸で。
冷凍小分けにして冷凍で三か月ほど。食感は少し柔らかくなります。
温め直しそのままでも食べられます。煮込みに使う時は、汁ごと鍋に入れてください。

味を変えてみる

  • にんじんのせん切りを一割混ぜると、色がきれいになります。
  • ソーセージと一緒に煮込むと、温かいおかずになります。中心まで火を通してください。
  • りんごの薄切りを加えると、やわらかい酸味になりますよ。

発酵させたキャベツで、食物繊維を含みます。塩分があるので量は控えめに。

よく聞かれること

水が上がってきません。

もみが足りないか、塩が少ないかです。塩を二gだけ足してもう三分もんでください。それでも足りない時は、二%の塩水を注いでかぶるまで足します。

どのくらいで食べられますか。

常温二十度前後で三日から五日が目安です。酸っぱい香りが立ち、小さな泡が出てきたら漬かった合図。好みの酸味で冷蔵庫へ移してください。

失敗したかどうかの見分け方は。

黒や緑、赤いかびが出たもの、ぬめりが強いもの、腐った臭いのするものは処分してください。酸っぱい香りと白い薄膜だけなら大丈夫ですよ。