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羊羹の作り方|材料・手順・店主のコツ

羊羹は、あんと寒天を煮て固めるだけの和菓子です。羊羹は分量を守れば失敗が少なく、日もちもします。うちで作っている分量と、固さの決め方を書いておきます。

調理時間の目安 30分分量 2人分(流し缶1本分)難しさ かんたん

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

固まりません。

店主

寒天が溶けきっていないのでしょう。沸いてから弱火で2分、混ぜ続けてみてください。

店主のひとこと寒天は水から混ぜる。沸かしてから2分です。

材料(2人分(流し缶1本分))

こしあん つぶあんでも構いません300g
粉寒天 分量を守ります4g
300ml
砂糖 あんの甘さで加減します60g
甘さが締まりますひとつまみ
型を濡らすのに使います少々

作り方

  1. 先に流し缶を水で濡らしておきます。取り出すときに離れやすくなります。乾いた型だと、くっついて崩れます。
  2. 鍋に水と粉寒天を入れてよく混ぜ、中火にかけます。冷たい水から混ぜないと、だまになります。
  3. 沸いてから弱火で2分、混ぜながら寒天を完全に溶かします。溶け残ると、固まりにむらが出ます。
  4. 砂糖と塩を加えて溶かし、あんを少しずつ入れて混ぜます。一度に入れると、だまが残ります。
  5. 弱めの中火で5分、木べらで混ぜながら少し煮詰めます。べらで底が見える程度になれば、煮詰まった目安です。
  6. 型に流して粗熱を取り、冷蔵庫で2時間冷やし固めます。熱いまま冷蔵庫に入れると、庫内の温度が上がります。

店主のコツ

  • 買い物:粉寒天を使います。ゼラチンでは常温で溶けてしまい、羊羹になりません。
  • 火加減:寒天は沸かしてから弱火で2分。完全に溶かすのが目安です。
  • 味の調整:砂糖60gが目安。市販のあんが甘ければ、40gに減らしてください。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で1週間が目安です。切り口をラップで覆います。
冷凍冷凍には向きません。口当たりが変わります。
温め直し冷たいまま食べるものです。温めません。

味を変えてみる

  • 水の量を450mlに増やすと、やわらかい水羊羹になります。
  • 抹茶小さじ2を溶かして混ぜると、抹茶羊羹になります。
  • 栗の甘露煮を並べて流すと、栗羊羹になります。

あんと砂糖が主で、炭水化物を含みます。

よく聞かれること

棒寒天でも作れますか。

作れます。棒寒天1本(約8g)を水に30分浸けて絞り、ちぎって水300mlで煮溶かしてください。溶けるまで5分ほどかかります。

水羊羹との違いは何ですか。

水の割合です。同じ材料で水を1.5倍にすると、やわらかい水羊羹になります。夏は水羊羹、涼しい季節は練り羊羹が合います。

きれいに切るこつはありますか。

包丁を湯で温め、拭いてから一息に下ろします。一切れごとに拭くと、切り口が濁りません。