とうもろこしご飯の作り方|材料・手順・店主のコツ
とうもろこしご飯は、夏の間だけの炊き込みご飯です。芯も一緒に炊くのが勘所で、甘い香りが釜いっぱいに広がります。塩と昆布だけで十分です。
調理時間の目安 60分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
芯も入れるのですか。
店主
はい、芯がいちばん甘い味を出します。炊き上がったら取り出すだけですよ。
店主のひとこと実を外した芯は、捨てずに釜へ。
材料(2人分)
| 米 洗って三十分浸水 | 2合 |
|---|---|
| とうもろこし 実を外し、芯も取っておく | 1本 |
| 水 酒の分を引いて入れる | 2合の目盛りまで |
| 酒 つやと香りのため | 大さじ1 |
| 塩 味の芯。これだけで足ります | 小さじ1 |
| だし昆布 米の上にのせる | 5cm角1枚 |
| バター 好みで。炊き上がりに混ぜる | 10g |
| 青ねぎ 小口切り。仕上げに | 1本 |
作り方
- 先に米を洗って三十分浸水させます。ここを省くと芯が残ります。しっかり吸水させると、粒が立って炊き上がります。
- とうもろこしの皮をむき、包丁で実を根元から外します。立てて上から刃を入れると、粒がつながって外れます。
- 釜に米、水、酒、塩を入れて混ぜ、実と昆布、芯をのせます。芯からも甘い味が出ます。捨てずに入れます。
- 普通に炊き、炊き上がったら十分蒸らします。蒸らすと水分が全体に回り、べたつきません。
- 芯と昆布を取り出し、好みでバターを混ぜて青ねぎを散らします。混ぜるのは切るように。粒をつぶしません。
店主のコツ
- 買い物では、皮が緑で、ひげが茶色くふさふさしたとうもろこしを選びます。ひげの数だけ粒があります。
- 火加減は炊飯器に任せます。鍋で炊くなら、沸いてから弱火十二分、火を止めて十分蒸らしてください。
- 味の調整は塩だけです。小さじ1から始め、炊き上がりに足りなければひとつまみ足します。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷めてから一膳ずつ包み、冷蔵二日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 温かいうちに包んで冷凍三週間が目安です。 |
| 温め直し | 電子レンジ六百ワットで二分。冷凍分は三分、蒸気が上がるまで。 |
味を変えてみる
- ベーコン入り。刻んだもの50gを一緒に炊くと、こくが出ます。
- しょうが足し。せん切り一かけを加えると、後味が締まります。
- 冷凍のとうもろこしで。150gを凍ったまま入れ、水を大さじ1減らします。
よく聞かれること
缶詰でも作れますか
作れます。汁を切って150g、水を大さじ2減らしてください。芯がないぶん香りは穏やかなので、バターを10g混ぜると近づきます。
べたつくのはなぜですか
とうもろこしの水分を計算に入れていないからです。水は目盛りちょうどにし、酒の分は差し引いてください。蒸らしをきちんと取るのも効きます。
おにぎりにできますか
できます。粗熱を取ってから握ってください。粒が落ちやすいので、少し強めに形を作ります。塩はご飯に入っているので、手には付けません。