トマトすき焼きの作り方|材料・手順・店主のコツ
トマトすき焼きは、いつものすき焼きにトマトを加えた食べ方です。酸味で後味が軽くなり、割り下の甘さがちょうどよくまとまります。二人分の分量と、入れる順番をまとめました。
調理時間の目安 30分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
トマトはいつ入れるんですか。
店主
最後のほうです。先に入れると崩れて汁が水っぽくなります。三分煮るくらいでちょうどですよ。
店主のひとことトマトは後入れ。形が残るくらいで止めてください。
材料(2人分)
| 牛薄切り肉 肩ロースやももで十分です | 250g |
|---|---|
| トマト くし形に六等分。固めのものを | 2個(300g) |
| 焼き豆腐 煮崩れしにくく、すき焼き向きです | 150g |
| 長ねぎ 斜め厚切りに | 1本 |
| しいたけ 軸を切り、かさに切り込みを | 4枚 |
| 春菊 最後に入れます | 1/2束 |
| しょうゆ 割り下用 | 大さじ3 |
| みりん 割り下用 | 大さじ3 |
| 砂糖 トマトの酸味に合わせて加減します | 大さじ1.5 |
| 水 割り下をのばす分です | 100ml |
| 牛脂または油 鍋に敷きます | 少々 |
作り方
- 先に割り下を合わせておきます。しょうゆ、みりん、砂糖、水を混ぜるだけです。途中で計る余裕はありません。
- 鍋を中火で熱し、牛脂を溶かして長ねぎを二分焼きます。焼き色をつけます。焼き目が香りになります。
- 牛肉を広げて入れ、中火で三分。赤みが残らず中心まで火が通るまで焼きます。重ねると火が通りません。
- 割り下を注ぎ、焼き豆腐としいたけを入れて弱めの中火で五分煮ます。ぐらぐらさせません。
- トマトを加えて三分。形が少し崩れるくらいで止め、春菊を入れて一分煮ます。煮すぎると皮が離れます。
- 味を見て、酸味が立つようなら砂糖を小さじ一杯足して出来上がりです。トマトの甘さで差が出ます。
店主のコツ
- 買い物:トマトは熟しすぎていないものを。やわらかいものは煮た瞬間に崩れます。
- 火加減:肉は中火で中心まで火を通してから、割り下を入れます。順番を逆にしないでください。
- 味の調整:酸味が強ければ砂糖を小さじ一杯ずつ。甘すぎたらしょうゆを小さじ一杯足します。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵で二日。トマトから水が出るので、汁ごと保存してください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 豆腐の食感が変わるため、あまり向きません。肉と汁だけなら二週間ほど。 |
| 温め直し | 鍋に移して弱めの中火で五分。中心まで熱くしてから食べてください。 |
味を変えてみる
- 仕上げに粉チーズを少しふると、洋風に寄って子どもにも食べやすくなります。
- 残った汁でご飯を煮て、しっかり火を通した卵とじにするとおじやになります。
- 厚揚げにかえると、こくが出て食べ応えが増します。
よく聞かれること
缶詰のトマトでもできますか。
できますが、水分が多く味が変わります。使うなら百五十グラムほどにして、水を減らしてください。生のもののほうが形が残って見た目もきれいです。
割り下は市販のものでいいですか。
構いません。ただトマトの酸味が加わるので、表示より少し甘めに調えると味がまとまります。砂糖を小さじ一杯足すところから試してください。
牛肉以外でもできますか。
豚肉や鶏肉でも作れます。どちらも中心まで火を通してから割り下を入れてください。鶏肉はもも肉のほうが、煮ても固くなりにくいです。