たけのこの煮物の作り方|材料・手順・店主のコツ
たけのこの煮物のレシピです。ゆでたものを薄味のだしで煮て、冷まして味を入れます。部位ごとの切り分け方、煮る時間、保存まで二人分でまとめました。
調理時間の目安 35分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
たけのこがかたく感じます。
店主
根元と穂先を同じ厚さに切っていませんか。根元は薄く、穂先は大きめに分けてみてください。
店主のひとこと煮たら20分おく。味はそこで入ります。
材料(2人分)
| ゆでたけのこ 穂先はくし形、根元は1cm厚のいちょう切りに分けます。 | 300g |
|---|---|
| だし 昆布と削り節で取ります。 | 400ml |
| 薄口しょうゆ 色を薄く仕上げたいので薄口を使います。 | 大さじ1と1/2 |
| みりん 先に煮切ります。 | 大さじ2 |
| 酒 香りを添えます。 | 大さじ1 |
| 塩 味を締めます。 | 小さじ1/4 |
| 木の芽 最後にのせます。手のひらで叩くと香りが立ちます。 | 少々 |
| 油揚げ 湯をかけて油を抜き、細切りにします。 | 1/2枚 |
作り方
- 先にたけのこを部位で切り分けます。穂先はやわらかいので大きめ、根元は薄く。同じ厚さに切ると、根元だけかたく残ります。
- 鍋にだし、酒、みりん、塩を入れて煮立て、根元のほうから入れて弱火で10分煮ます。かたい部分を先に入れると、火の通りがそろいます。
- 穂先と油揚げを加え、薄口しょうゆを入れてさらに弱火で8分煮ます。しょうゆは後から。先に入れると色が濃くなりすぎます。
- 火を止めて、そのまま20分おきます。冷める間に味が中まで入ります。煮続けるより、冷ます時間のほうが味を入れます。
- 温め直して器に盛り、木の芽を手のひらで叩いてのせます。叩くと香りが立ちます。そのままのせるより違います。
店主のコツ
- 買い物:ゆでたものを買うなら、水が濁っていないものを。生から作るなら米ぬかで下ゆでします。
- 火加減:煮るのは弱火です。煮立てるとたけのこが縮んで、かたくなります。
- 味の調整:薄口しょうゆで色を薄く。濃口を使うなら量を3分の2にしてください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 汁ごと冷蔵で3日が目安です。2日目が一番味がなじみます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 向きません。すかすかした食感になります。 |
| 温め直し | 小鍋に移して弱火で5分。だしを少し足すと汁気が戻ります。 |
味を変えてみる
- わかめを最後に加えると、春らしい若竹煮になります。
- 鶏もも肉を加えるとこくが出ます。中心まで火を通してください。
- 細かく刻んで、炊き込みご飯の具にもできます。
よく聞かれること
生のたけのこから作れますか。
作れます。皮ごと米ぬかとたかのつめを入れて、竹串が通るまで50分ほどゆでてください。ゆで汁の中で自然にさましてから、皮をむいて使います。ここまでやれば、あとは同じです。
えぐみが残っているときは。
薄い米のとぎ汁で10分ゆで直すと和らぎます。切ってから水にさらすのも有効です。ただし長く水に置くと、たけのこの香りまで抜けてしまいます。