白味噌のお雑煮の作り方|材料・手順・店主のコツ
白味噌のお雑煮は、甘みのある白味噌で仕立てる正月の汁物です。二人分の分量、餅の焼き方と煮方、具の切り方、味の決め方まで作り方をまとめました。
調理時間の目安 30分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
白みそを60gも入れるのですか。
店主
そうなんですよ。白みそは塩気が穏やかなので、これくらいでちょうどよくなります。
店主のひとこと白みそは煮立てない。それだけ守れば失敗しません。
材料(2人分)
| 白みそ 甘みの強いものを使います。量は多めに見えますが、これが目安です。 | 60g |
|---|---|
| だし 昆布だけのだしが合います。 | 400ml |
| 丸餅 白味噌仕立てには丸餅が合います。角餅でも作れます。 | 2個 |
| 里芋 皮をむいて輪切りにします。 | 2個(約100g) |
| 大根 5mmの輪切りにします。 | 4cm(約100g) |
| にんじん 5mmの輪切りにします。丸く切るのが習わしです。 | 1/3本 |
| みつば 最後に添えます。 | 少々 |
| かつお節 仕上げにのせます。 | ひとつまみ |
作り方
- 先に里芋の皮をむき、塩でもんでぬめりを落としておきます。汁が濁らずにすみます。ぬめりを残すと、白みその汁がとろりとしすぎます。
- だしに大根、にんじん、里芋を入れ、弱めの中火で12分煮ます。竹串が通れば頃合いです。煮立てず、静かに煮ると野菜が崩れません。
- 餅は焼き網かフライパンで両面を3分ずつ焼き、ふくらんできたら取り出します。焼かずに煮る地域もあります。うちでは香ばしさを取って焼きます。
- 火を弱め、白みそを溶き入れます。煮立てないように温めます。白みそは煮立てると香りも甘みも飛びます。
- 餅を汁に入れて2分温め、椀に盛ります。みつばとかつお節をのせて出来上がりです。餅は入れっぱなしにしないこと。汁がとろけてしまいます。
店主のコツ
- 買い物:白みそは甘みの強いものを選んでください。合わせみそでは味が違ってきます。
- 火加減:みそを入れたら煮立てません。ふつふつする手前で止めます。
- 味の調整:甘すぎると感じたら、だしを50ml足してください。塩は足しません。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 汁と具は冷蔵で2日が目安です。餅は入れずに分けておいてください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍は向きません。里芋の食感が変わります。 |
| 温め直し | 弱火で温めます。煮立てないでください。餅は食べる直前に入れます。 |
味を変えてみる
- 焼かずに餅をゆでてから入れると、やわらかく仕上がります。
- 大根とにんじんを短冊に切ると、火の通りが早くなります。
- 頭芋を使う地域もあります。里芋より大きいので、煮る時間を5分足してください。
よく聞かれること
餅は焼きますか、煮ますか。
どちらでも作れます。焼くと香ばしさが出て、煮るとやわらかくなります。白味噌仕立てなら、焼いてから汁で2分温めるのが食べやすいです。
白みそがないときはどうしますか。
合わせみそ大さじ2に、みりん小さじ2を足すと近づきます。ただし甘みの出方は違います。白みそが手に入るなら、そちらのほうが確かです。
具は何を入れるのが決まりですか。
地域で違います。里芋、大根、にんじんを丸く切って入れる形が広く見られます。角を立てない切り方に意味を持たせる土地もあります。