塩羊羹の作り方|材料・手順・店主のコツ
塩羊羹は、こしあんに塩を効かせて寒天で固めた、後味のすっきりした甘味です。塩の量と寒天の煮方だけ守れば、家でも同じように作れますよ。
調理時間の目安 40分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
塩を入れると甘さが落ちませんか。
店主
むしろ甘みが立ちますよ。ひとつまみ多いくらいが、ちょうどよく感じます。
店主のひとこと寒天はしっかり煮溶かすこと。ここだけは手を抜けません。
材料(2人分)
| こしあん 加糖のものを使います | 300g |
|---|---|
| 粉寒天 小さじ2弱です | 4g |
| 水 寒天を煮溶かします | 300ml |
| 砂糖 あんの甘さに合わせて加減します | 50g |
| 塩 細かい塩が混ざりやすいです | 小さじ1/3 |
| 水あめ つやが出ます。省いても結構です | 大さじ1 |
作り方
- 先に型を水でぬらしておきます。外すときに違ってきます。ぬらしておくと、固めたあときれいに離れます。
- 鍋に水と粉寒天を入れて混ぜ、中火で煮立てて2分煮ます。しっかり煮ないと固まりません。ここが要です。
- 砂糖を加えて溶かし、こしあんを3回に分けて混ぜ入れます。一度に入れるとだまになります。そのつど混ぜます。
- 弱火にして5分、木べらで底から混ぜながら煮詰めます。焦げやすいので、底をこするように混ぜ続けます。
- 塩と水あめを加えてよく混ぜ、火を止めます。塩は最後に。早く入れると味がぼやけます。
- 型に流して粗熱を取り、冷蔵庫で3時間冷やし固めます。熱いうちに冷蔵庫へ入れると、水が出ます。
店主のコツ
- 買い物:こしあんは加糖のものを選びます。無糖だと砂糖の量が読みにくくなります。
- 火加減:寒天は必ず煮立てて2分。ここを省くと固まりません。
- 味の調整:塩は小さじ1/3から。足りなければ次に少しずつ増やしてください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵で4日が目安です。乾かないようラップで覆ってください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍には向きません。解凍すると水が出て食感が崩れます。 |
| 温め直し | 温め直しません。冷蔵庫から10分出してからいただくと香ります。 |
味を変えてみる
- こしあんを粒あんに替えると、豆の歯ざわりが加わります。
- 抹茶を小さじ1混ぜると、色と香りが変わります。
- 型に流す前に、刻んだ栗の甘露煮を散らしても作れます。
よく聞かれること
固まりませんでした。
寒天の煮方が足りません。必ず煮立てて2分煮てください。粉寒天は水に入れてから火にかけます。湯に入れるとだまになって溶け残り、その部分は固まる力を持ちません。
塩はどのくらい入れますか。
あん300gに対して小さじ1/3が目安です。塩気を感じるかどうかの境目あたりが、いちばん甘みが立ちます。多すぎると戻せませんので、少なめから試してください。
型がありません。
保存容器でも作れます。水でぬらしてから流し、固まったら切り分けてください。牛乳の紙パックを切って使う方法もあります。浅いほど早く固まり、切りやすくなります。