さつまいもの煮物の作り方|材料・手順・店主のコツ
さつまいもの煮物の作り方です。切ってすぐ水にさらすことと、煮汁を少なめにすること。この二つで形が残り、甘みも出ます。二人分の目安をまとめました。
調理時間の目安 25分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
さつまいもが煮ると崩れてしまいます。
店主
厚めに切って弱火で。並べるときは重ねず一段にすると、形が残りますよ。
店主のひとこと火を止めてから10分。ここで味が入ります。
材料(2人分)
| さつまいも 皮つきのまま2cmの輪切り。表面がなめらかなものを。 | 1本(約300g) |
|---|---|
| 水 さつまいもが半分つかる程度です。 | 200ml |
| 砂糖 先に入れて甘みを含ませます。 | 大さじ2 |
| しょうゆ 後半に入れます。入れすぎると色がくすみます。 | 小さじ2 |
| みりん 照りが出ます。 | 大さじ1 |
| 塩 甘みが立ちます。 | ひとつまみ |
| レモンの薄切り 任意です。色がきれいに残ります。 | 2枚 |
作り方
- 先にさつまいもを2cmの輪切りにして、水に5分さらします。水は一度替えます。さらすと切り口が黒くならず、煮汁も濁りません。
- 鍋に切り口を上にして並べ、水と砂糖、塩を入れて中火にかけます。重ねずに一段で並べるのが、形を残すこつです。
- 煮立ったら弱火にし、落としぶたをして12分煮ます。弱火です。ぐらぐら煮ると角から崩れていきます。
- みりんとしょうゆを加え、さらに5分。竹串がすっと通れば火を止めます。しょうゆを後に入れると、皮の色が残ります。
- 火を止めて10分そのまま置き、味を含ませてから盛ります。冷めるときに味が入ります。ここを待つと違います。
店主のコツ
- 買い物:表面にくぼみや黒い筋の少ないものを。ずっしり重いものが向きます。
- 火加減:煮立ててからは弱火で落としぶた。動かさないほうが形が残ります。
- 味の調整:甘さが足りないときは砂糖を小さじ1。塩をひとつまみ足すと甘みが立ちます。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 煮汁ごと入れ物に移して冷蔵3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして冷凍2週間が目安です。解凍すると少し柔らかくなります。 |
| 温め直し | 鍋で弱火5分か、器のまま短く温めます。 |
味を変えてみる
- レモンの薄切りを2枚入れると、さっぱりした甘さになります。
- しょうゆを抜いて砂糖だけにすると、やさしい甘煮になります。
- 黒ごまを振ると香りが立ち、お弁当のおかずにも向きます。
よく聞かれること
皮はむきますか。
むかなくて構いません。皮があると煮くずれにくく、色もきれいです。気になる方は縞になるように部分的にむくと、口当たりがよくなります。
水にさらす意味は何ですか。
切り口が黒ずむのを防ぎ、煮汁が濁るのを抑えます。5分で十分です。長くさらしすぎると、甘みまで抜けてしまいます。
お弁当に入れられますか。
入れられます。煮汁をよく切って、冷ましてから詰めてください。汁気が残ると他のおかずに移ります。黒ごまを振ると見た目も整います。