さつまいもの甘露煮の作り方|材料・手順・店主のコツ
さつまいもの甘露煮の作り方です。煮くずれさせずに、つやよく仕上げる手順をご案内します。水にさらす時間と弱火の使い方を、二人分でまとめました。
調理時間の目安 40分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
いつも煮くずれてしまいます。
店主
面取りをして、砂糖を二回に分けて入れてみてください。火はずっと弱火でお願いします。
店主のひとこと砂糖は二回に分けて。一度に入れると固くなります。
材料(2人分)
| さつまいも 皮つきのまま2cmの輪切りにします。太さの均一なものを。 | 1本(約300g) |
|---|---|
| 水 いもがかぶるくらいが目安です。 | 300ml |
| 砂糖 二回に分けて入れます。 | 60g |
| みりん つやが出ます。 | 大さじ2 |
| しょうゆ かくし味です。色も締まります。 | 小さじ1 |
| 塩 甘さが引き立ちます。 | ひとつまみ |
| くちなしの実 色を出したいときに。なくても作れます。 | 1個 |
| レモン 薄切り。さっぱり仕上げたいときに。 | 1/4個 |
作り方
- 先にいもを2cmの輪切りにし、水に10分さらします。その間に鍋の用意をします。あくを抜くと、煮汁が濁らずきれいに仕上がります。
- 角を薄く落として面取りします。ここを省くと煮くずれします。包丁の刃先で、角をなでる程度で十分です。
- 鍋に水といもを入れ、煮立ったら弱火にして10分、竹串が半分まで通るまで煮ます。砂糖を入れる前に、いもをやわらかくしておきます。
- 砂糖の半量とみりんを入れ、落としぶたをして弱火で10分煮ます。砂糖を一度に入れると、いもが締まって固くなります。
- 残りの砂糖、しょうゆ、塩を加え、弱火で10分。煮汁が半分になるまで煮ます。混ぜないでください。鍋を揺するだけにします。
- 火を止めてそのまま冷まします。冷める間に味が入ります。熱いうちに動かすと崩れます。冷めてから器に移してください。
店主のコツ
- 買い物:太さの均一なものを選ぶと、輪切りの厚さがそろって火の通りも同じになります。
- 火加減:終始弱火です。煮立てると表面から崩れていきます。
- 味の調整:甘いと感じたら砂糖を50gに。しょうゆを小さじ1足すと、甘さが締まります。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 煮汁ごと入れ物に移して冷蔵で4日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして煮汁と一緒に冷凍で3週間。自然解凍で食べられます。 |
| 温め直し | 鍋で弱火で3分か、そのまま冷たくいただいても結構です。 |
味を変えてみる
- レモンの薄切りを一緒に煮ると、さっぱりして後を引きません。
- くちなしの実を割って入れると、鮮やかな黄色に仕上がります。
- 仕上げに黒ごまを振ると、見た目が締まります。
よく聞かれること
皮はむいたほうがよいですか。
皮つきのままをすすめます。煮ている間に形を支えてくれますし、色も出ます。むく場合は、面取りをより丁寧にして、火をさらに弱くしてください。
お節料理にも使えますか。
使えます。くちなしの実で色を出して、少し甘めに仕上げてください。冷蔵で4日もちますから、前もって作っておける一品です。
砂糖を減らせますか。
50gまでなら味は保てます。それ以下にすると日もちが短くなるので、2日以内に食べきってください。甘さを補うなら、みりんを大さじ1増やす手もあります。