温泉卵の作り方|材料・手順・店主のコツ
温泉卵は、白身がやわらかく固まり、黄身がとろりとする加熱のしかたで作る卵料理です。この温泉卵の作り方は、湯の温度と時間を決めて、家のなべで再現する手順です。
調理時間の目安 30分分量 2人分(2個)難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
温度計がないんだけど、できるかい。
店主
できますよ。沸かした湯1Lに水200ml。これでだいたい七十度です。あとはふたをして二十五分、じっと待つだけ。
店主のひとこと火は止めたまま。余熱で二十五分、待つだけです。
材料(2人分(2個))
| 卵 新しいものを。冷蔵庫から出して30分おきます | 2個(Mサイズ) |
|---|---|
| 湯 沸騰させてから使います | 1L |
| 差し水 温度を下げる用の水 | 200ml |
| だししょうゆ だし4、しょうゆ1、みりん1の割合 | 大さじ2 |
| みりん たれ用。煮切ってから使います | 小さじ1 |
| 青ねぎ 小口切り。仕上げに | 1本 |
作り方
- 先に卵を冷蔵庫から出して三十分おきます。冷たいままだと温度が下がりすぎます。常温に戻しておくのが、温度を保ついちばんのこつです。
- 鍋に湯1Lを沸かし、火を止めて水200mlを加えます。これで約70度になります。温度計があれば68度から70度を確かめてください。これが要です。
- 卵をそっと沈め、ふたをして25分そのまま置きます。火にはかけません。途中でふたを開けると温度が下がります。じっと待ってください。
- 取り出して冷水に一分つけ、それ以上火が入らないようにします。余熱で固まり続けます。ここで止めるのが大事です。
- 器に割り入れ、だししょうゆをかけて青ねぎを散らします。白身がやわらかく固まり、黄身がとろりとしていれば出来上がりです。
店主のコツ
- 買い物:卵は新しいものを選び、表示された期限のうちに使います。日にちの経ったものは避けてください。
- 火加減:火は止めたまま、湯の余熱だけで作ります。よくある失敗は火にかけ続けて、白身が固まりすぎることです。
- 味の調整:たれは薄めに。卵そのものの味を邪魔しない程度が、うちの目安です。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 作ったらその日のうちに食べます。どうしても置くなら冷蔵で翌日まで。 |
|---|---|
| 冷凍 | 向きません。 |
| 温め直し | 温め直しはしません。冷たいまま、または常温で食べます。 |
味を変えてみる
- うどんやそばにのせると、汁がまろやかになります。
- 納豆ごはんにのせると、朝の一品になります。
- たれをめんつゆに替えると、手早く作れます。
よく聞かれること
白身がゆるすぎました。
湯の温度が低いか、卵が冷たかったのが原因です。次は卵を三十分常温に戻して、水の量を百五十ミリリットルに減らしてみてください。時間を三十分に延ばしても効きます。
黄身まで固まってしまいます。
温度が高すぎます。水を二百五十ミリリットルに増やすか、鍋を厚手のものから薄手のものに替えてみてください。途中で火にかけないことも大事です。
何個まで一度に作れますか。
湯1Lなら三個までが目安です。それ以上入れると湯の温度が下がり、固まり方がそろいません。数を作るときは湯の量を増やしてください。