おからの煮物の作り方|材料・手順・店主のコツ
おからの煮物は、うちの店でも毎日作る惣菜です。ぱさつかせないだし加減、具の切り方、炒りつける時間の目安を二人分でまとめました。冷めてからがおいしい一品です。
調理時間の目安 25分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
おから、どうしてもぱさついてしまいます。
店主
だしを三回に分けて入れてみてください。少しゆるいところで火を止めるのがこつです。
店主のひとことゆるめで止める。冷めるとちょうどよくなります。
材料(2人分)
| 生おから 豆腐屋の棚にあるものを。買った当日に使ってください。 | 150g |
|---|---|
| にんじん 細いせん切り。太いと火の通りがそろいません。 | 1/3本(約50g) |
| 干ししいたけ 水でもどして薄切り。もどし汁も使います。 | 2枚 |
| 油揚げ 熱湯を回しかけて油を抜き、細切りにします。 | 1枚 |
| 長ねぎ 小口切り。仕上げに加えます。 | 1/2本(約50g) |
| だし汁 しいたけのもどし汁を合わせて使います。 | 250ml |
| しょうゆ 色が濃くなりすぎないよう半量ずつ入れます。 | 大さじ1と1/2 |
| みりん 甘みと照りに。 | 大さじ1 |
| 砂糖 好みで加減します。 | 小さじ2 |
| ごま油 炒め始めに使います。 | 大さじ1 |
作り方
- 先に干ししいたけを水150mlに20分つけてもどします。その間に他の具を切ります。もどし汁はだしになります。捨てないでください。
- 鍋にごま油を熱し、中火でにんじん、しいたけ、油揚げを3分炒めます。油が全体に回ると、おからがぱさつきません。
- おからを加えて弱めの中火で3分炒め、鍋肌に押しつけるように動かします。ここで水気を軽く飛ばすと、だしをよく吸います。
- だし汁を3回に分けて注ぎ、砂糖、みりん、しょうゆを加えて弱火で8分煮ます。一度に注ぐとべたつきます。分けるのがこつです。
- 鍋底に線が引ける固さになったらねぎを混ぜ、火を止めます。冷めると固まるので、少しゆるめで止めます。
- ふたをせずに冷まし、味を落ち着かせてから器に盛ります。ふたをすると水滴が落ちて水っぽくなります。
店主のコツ
- 買い物:生おからは日もちしません。買ったその日に使う分だけ求めてください。
- 火加減:炒めるときは中火、だしを入れたら弱火で8分。強火だと焦げつきます。
- 味の調整:しょうゆは半量ずつ。足りなければ最後に小さじ1加えるほうが失敗しません。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵で3日が目安です。冷めてから浅い入れ物に移してください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍で2週間が目安。小分けにして平らにならすと早く解けます。 |
| 温め直し | フライパンで弱火3分。水を大さじ1足すとしっとり戻ります。 |
味を変えてみる
- ゆでてほぐした鶏むね肉を50g加えると、おかずらしくなります。中心まで火を通してください。
- こんにゃくの細切りを加えると、歯ごたえが出ます。
- 仕上げにいりごまと七味を少し。酒の肴にもなります。
よく聞かれること
生おからと乾燥おから、どちらがよいですか。
生おからのほうがしっとり仕上がります。乾燥のものを使うときは、だしを1.5倍にして様子を見てください。吸う量がまるで違います。
日もちしないと聞きました。
生おからは水分が多いので傷みやすいです。買った当日に火を通してしまえば、冷蔵で3日が目安になります。うちでもその日のうちに炒りつけています。
肉を入れても作れますか。
作れます。鶏ひき肉を50gほど、最初に中火で色が変わるまでしっかり炒めてください。中心まで火を通してからおからを加えます。