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おでんの大根の作り方|材料・手順・店主のコツ

おでんの大根です。下ゆでをして、だしでゆっくり煮含めます。面取りと隠し包丁のひと手間で、味の入りが変わります。一度冷ますと中まで味がしみるので、前の日に炊いておくと楽ですよ。

調理時間の目安 70分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

下ゆではとぎ汁でないとだめですか。

店主

水でもできます。とぎ汁のほうがえぐみが抜けて白く仕上がりますが、なければ米を少し入れて煮てください。

店主のひとこと一度冷ます。味は火の上ではなく、冷める間に入ります。

材料(2人分)

大根 三センチの輪切りにします1/2本(約500g)
米のとぎ汁 下ゆで用。水でも構いません適量
だし汁 昆布と削り節で引きます800ml
薄口しょうゆ 色を残したいので薄口を大さじ2
みりん つやが出ます大さじ2
角をとります大さじ2
味をみて足します小さじ1/2
昆布 そのまま具にもなります5cm角1枚
練りがらし 添える分少々

作り方

  1. 先に大根の皮を厚めにむき、三センチの輪切りにして面取りします。皮の下のかたい層まで取ると、口当たりがなめらかです。
  2. 片面に十文字の隠し包丁を、深さ五ミリ入れます。切れ目から味が入り、煮る時間が短くなります。
  3. 米のとぎ汁で中火二十分下ゆでし、水にとって洗います。とぎ汁でゆでるとえぐみが抜け、白く仕上がります。
  4. だし汁に酒とみりんを入れ、大根を並べて弱火で二十分煮ます。先に味の薄い状態で煮ると、中心まで水分が入ります。
  5. 薄口しょうゆと塩を加え、落としぶたで弱火二十分煮ます。塩気は後から。先に入れると中まで入りにくくなります。
  6. 火を止めて三十分以上休ませます。冷める間に味が入ります。一度冷ますのが、味をしみ込ませる一番の近道です。

店主のコツ

  • 買い物:大根は中ほどが甘く、煮物に向きます。ずっしり重いものを。
  • 火加減:下ゆでは中火、本煮は終始弱火。煮立てると角が崩れます。
  • 味の調整:薄口しょうゆ大さじ二が目安。翌日は味が濃くなります。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で3日。煮汁ごと保存します。
冷凍食感が大きく変わるので向きません。
温め直し弱火で10分。煮立てずにゆっくり温めます。

味を変えてみる

  • 卵とこんにゃくを一緒に煮ると、おでんらしくなります。
  • だしに昆布を残しておくと、そのまま具になります。
  • ゆずの皮を少し添えると、香りが立ちます。

大根は水分と食物繊維を含みます。つゆの塩分は控えめに調整してください。

よく聞かれること

味がしみません。

下ゆで不足か、休ませる時間が短い合図です。二十分下ゆでし、煮たあとは三十分以上そのまま置いてください。翌日はもっとしみています。

電子レンジで下ごしらえできますか。

できます。切った大根を耐熱皿に入れ、六百ワットで八分加熱してください。とぎ汁でゆでたときほどえぐみは抜けませんが、時間は大きく縮みます。

他の具と一緒に煮ていいですか。

大根は先に煮ておき、練り物などは食べる三十分前に入れてください。一緒に長く煮ると、練り物のうまみが出すぎて味が濁ります。