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煮しめの作り方|材料・手順・店主のコツ

煮しめのレシピです。具の下ごしらえ、煮る順番、味を含ませる置き時間を二人分にまとめました。作り置きして、正月にも普段にも使える一皿です。

調理時間の目安 60分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

具が煮崩れてしまいます。

店主

弱火のまま、落としぶたを一枚。煮立てないだけで形が残りますよ。

店主のひとこと火を止めてから30分。味はここで入ります。

材料(2人分)

鶏もも肉 3cm角に切ります。150g
里芋 皮をむいて塩でもみ、ぬめりを取ります。4個(200g)
にんじん 乱切り。花形に抜くと見栄えがします。1/2本(80g)
ごぼう 乱切りにして水に5分さらします。1/2本(80g)
れんこん 1cm厚さの輪切り。水にさらします。100g
干ししいたけ 前の晩から水で戻します。戻し汁も使います。4枚
こんにゃく 手でちぎって下ゆでします。1/2枚(120g)
さやいんげん 色よくゆでて最後に添えます。6本
だし汁 しいたけの戻し汁を合わせて使います。500ml
しょうゆ 半量ずつ二度に分けて入れます。大さじ3
みりん 照りが出ます。大さじ3
砂糖 先に入れる調味料です。大さじ2

作り方

  1. 先に干ししいたけを前の晩から水で戻しておきます。戻し汁はだしに使うので捨てません。ここを省くと、味の芯がぼやけます。
  2. 里芋は塩でもんで洗い、ごぼうとれんこんは水にさらし、こんにゃくは3分下ゆでします。下ごしらえで、にごりとえぐみが取れます。
  3. 鍋に鶏肉を入れて中火で3分炒め、根菜とこんにゃくを入れて2分炒め合わせます。油が回ると、煮汁がよくしみます。
  4. だし汁と砂糖、みりん、しょうゆ半量を入れ、煮立ったらあくを取って弱火で20分煮ます。落としぶたをすると、少ない煮汁で全体に回ります。
  5. 残りのしょうゆを入れてさらに10分煮ます。竹串がすっと通れば火を止めます。しょうゆを二度に分けると、色が濃くなりすぎません。
  6. そのまま30分置いて味を含ませ、器に盛っていんげんを添えます。冷める間に味が入ります。ここが一番大事です。

店主のコツ

  • 買い物:根菜は太すぎないものを。大きいものは火の通りにむらが出ます。
  • 火加減:炒めは中火、煮るのは弱火で30分。煮立てると煮崩れます。
  • 味の調整:薄いと感じたら、しょうゆを小さじ1ずつ。翌日は味がしみて濃くなります。

しまうとき・作り置き

冷蔵煮汁ごと冷蔵で4日が目安です。
冷凍里芋とこんにゃくは食感が落ちるため、冷凍は向きません。
温め直し小鍋で弱火5分。中心まで温め直してください。

味を変えてみる

  • 高野豆腐を戻して加えると、煮汁をよく吸います。
  • たけのこを足すと、春らしくなります。
  • 鶏肉を抜いて、昆布とだしだけで作ることもできます。

根菜の食物繊維と鶏肉のたんぱく質が取れます。

よく聞かれること

具は何を入れてもよいですか。

根菜ときのこが土台です。里芋、にんじん、ごぼう、れんこん、しいたけがあれば形になります。季節のものを足してください。

里芋のぬめりが取れません。

皮をむいてから塩でもみ、水で洗ってください。それでも残るときは、下ゆでを3分してから使うとすっきりします。

作り置きはできますか。

煮汁ごと冷蔵で4日が目安です。日ごとに味がしみて濃くなるので、初日は少し薄めで止めておくとちょうどよくなります。