294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
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もつ鍋の作り方|材料・手順・店主のコツ

もつ鍋は、もつの下ごしらえで八割が決まります。臭みの抜き方から締めまで、家の鍋で作れるもつ鍋の作り方を順にご案内します。

調理時間の目安 40分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

もつの臭みが、どうしても気になります

店主

五分下茹でして流水で洗ってください。それだけでずいぶん違います。にんにくも効きますよ。

店主のひとこともつは下茹で五分。ここを省かないでください。

材料(2人分)

牛もつ 下処理済みのものを選ぶと楽です300g
キャベツ 大きめのざく切りにします1/4個 約300g
にら 五センチに切り、最後に入れます1束
もやし 洗って水気を切ります150g
にんにく 薄切りにします2片
唐辛子 種を取って輪切りにします1本
だし汁 昆布とかつお節で取ったもの800ml
醤油 味の土台です大さじ3
みりん 甘みを付けます大さじ2
臭みを抑えます大さじ2
ごま油 仕上げに回しかけます小さじ2
白ごま 仕上げに振ります大さじ1

作り方

  1. 先にもつを下茹でします。沸いた湯で五分茹で、ざるに上げて流水で洗います。この一手間で臭みがほとんど抜けます。省けません。
  2. 鍋にだし汁、醤油、みりん、酒、にんにく、唐辛子を入れて煮立てます。にんにくは薄切りにして汁に香りを移します。
  3. もつを入れ、弱火で二十分、柔らかくなるまで煮ます。ここでしっかり煮ると、噛み切りやすくなります。
  4. キャベツともやしをこんもりのせ、蓋をして中火で六分煮ます。野菜から水が出るので、汁を足す必要はありません。
  5. にらをのせて一分煮て、ごま油を回しかけ、白ごまを振ります。にらは余熱で十分。長く煮ると香りが飛びます。
  6. 残った汁にちゃんぽん麺かご飯を入れて締めにします。麺は表示より短めに茹でてから入れると伸びません。

店主のコツ

  • 買い物は、下処理済みのもつを選ぶことです。それでも一度下茹ですると仕上がりが違います。
  • 火加減は、もつを煮るときは弱火で二十分です。煮立てると固く縮んでしまいます。
  • 味の調整は、醤油を大さじ二杯半から始めることです。締めで煮詰まるので薄めが無難です。

しまうとき・作り置き

冷蔵鍋ごと冷まして冷蔵二日が目安です。野菜は水が出るので早めにいただきます
冷凍煮たもつと汁だけなら小分けにして冷凍で三週間ほどもちます
温め直し弱火で八分、湯気が立ち中心まで熱くなるまで温めます

味を変えてみる

  • 味噌を大さじ2溶き入れると、こくのある味噌仕立てになります
  • 豆腐を加えると、汁を吸って一品として立ちます
  • 唐辛子を抜き、しょうがを増やすと辛みのない仕立てになります

汁に塩分が多く出ます。締めまでいただくときは汁を少なめにしてください。

よく聞かれること

もつはどこまで煮ればよいですか

下茹での後、弱火で二十分が目安です。箸で切れるくらい柔らかくなれば十分火が通っています。固いときは五分ずつ足してください。

野菜は何を入れるとよいですか

キャベツとにらが基本です。もやしでかさを増やし、ごぼうのささがきを足すと香りが増します。水気の多い野菜は控えめにしてください。

締めは何が合いますか

ちゃんぽん麺が定番です。ご飯と卵で雑炊にする形も合います。どちらも汁が煮詰まっているので、湯を少し足して薄めてからにしてください。