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栗羊羹の作り方|材料・手順・店主のコツ

栗羊羹の作り方です。寒天を煮溶かして、こしあんと栗を合わせて固めます。寒天の量、煮つめる時間、切り分けの目安まで、二人分の型でまとめました。

調理時間の目安 40分分量 2人分(流し型1本)難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

羊羹が固まりません。

店主

寒天の溶け残りだと思いますよ。煮立ってから2分、混ぜ続けてみてください。

店主のひとこと寒天は煮立ててから2分。ここだけは省けません。

材料(2人分(流し型1本))

こしあん 市販のもので十分です。甘さ控えめのものが栗に合います。300g
粉寒天 袋入りの小分けが扱いやすいです。4g
寒天を溶かす用です。300ml
砂糖 あんの甘さを見て加減してください。60g
栗の甘露煮 汁をきって、半分は粗く刻みます。8粒
甘みが立ちます。ひとつまみ
水あめ つやが出ます。なくても作れます。大さじ1

作り方

  1. 先に型を水でぬらしておきます。栗は汁をきり、半分を粗く刻みます。型をぬらしておくと、固まったあとするりと外れます。
  2. 鍋に水と粉寒天を入れて混ぜ、中火にかけます。煮立ってから2分、混ぜ続けます。溶け残ると固まりません。ここは手を止めないでください。
  3. 砂糖と塩を加えて溶かし、こしあんを三回に分けて入れ、そのつど混ぜます。一度に入れるとだまになります。分けて入れてください。
  4. 弱火で10分、木べらで底をこすりながら煮つめます。線が残るくらいが目安です。焦げやすいので、底から返すように混ぜ続けます。
  5. 火を止めて水あめと刻んだ栗を混ぜ、型に半量流します。熱いうちに流さないと、寒天が固まり始めます。
  6. 丸ごとの栗を並べて残りを流し、粗熱を取って冷蔵庫で2時間冷やし固めます。室温で粗熱を取ってから冷蔵庫へ。すぐ入れると水が出ます。

店主のコツ

  • 買い物:こしあんは甘さ控えめのものを。甘いものだと、砂糖を足す余地がなくなります。
  • 火加減:寒天は煮立ててから2分。弱いと溶け残り、強いと吹きこぼれます。
  • 味の調整:甘すぎたときは、次から砂糖を20gずつ減らします。塩ひとつまみでも締まります。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で4日が目安です。切り口が乾きますので、包んで入れてください。
冷凍向きません。寒天は凍らせると、水が抜けてぼそぼそになります。
温め直し温め直すものではありません。冷えたまま切り分けていただきます。

味を変えてみる

  • こしあんをつぶあんに替えると、豆の食感が残ります。煮つめる時間は同じで構いません。
  • 抹茶を小さじ1、寒天が溶けたところへ混ぜると色と香りが変わります。
  • 栗を甘納豆や干し柿に替えても作れます。汁気の多いものは水けをきってください。

あずきは食物繊維を含みます。砂糖を使う分、甘さは加える量で変わります。

よく聞かれること

ゼラチンでも作れますか。

口当たりが変わり、室温で溶けやすくなります。羊羹らしい歯切れにするなら寒天です。ゼラチンを使うなら、冷蔵庫から出してすぐ食べてください。

きれいに切るこつは。

包丁を湯で温めて、ぬれ布巾で拭いてから切ります。一切れごとに拭き直すと、切り口が濁りません。冷えきってから切るのも大事です。

甘さを減らせますか。

砂糖は20gまでなら減らせます。それ以上減らすと日もちが短くなりますので、冷蔵で2日を目安に食べきってください。