イギリスパンの作り方|材料・手順・店主のコツ
イギリスパンは、ふたをせずに焼いた山の形の食パンです。粉の配合、こねる時間、二回の発酵と焼き温度まで作り方をまとめました。焼き立ての耳の香ばしさが持ち味のパンです。
調理時間の目安 180分分量 2人分難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
山の形にふくらみません。
店主
二次発酵が足りないことが多いですよ。型のふちから1cm顔を出すまで待ってください。冬は時間が倍かかります。
店主のひとこと発酵は時計でなく、生地の高さで見てくださいね。
材料(2人分)
| 強力粉 たんぱく質の多いものがふくらみます | 250g |
|---|---|
| 砂糖 発酵を助けます | 大さじ1(12g) |
| 塩 イーストと直接触れないように入れます | 小さじ3/4(4g) |
| ドライイースト 封を開けたら冷蔵で保存を | 小さじ1(3g) |
| 牛乳 人肌に温めておきます | 100ml |
| 水 冬は少し温かめに | 80ml |
| 無塩バター 室温に戻して指で押せる固さに | 20g |
| 打ち粉用の強力粉 台にふる分です | 適量 |
作り方
- 先に牛乳を人肌に温め、バターを室温に戻します。型に薄く油を塗ります。冷たいままだと発酵が進みません。
- ボウルに粉、砂糖、塩、イーストを入れ、牛乳と水を加えて混ぜます。塩とイーストは離して入れてください。
- 台に出して10分こね、バターを加えてさらに10分こねます。生地が薄く伸びればこね上がりです。
- ボウルに戻し、30度前後で50分ほど置きます。二倍になれば十分です。指で押した穴が戻らなければ頃合いです。
- 三つに分けて丸め、型に並べて40分置きます。型から1cm出たら焼きます。乾かないよう布をかけておきます。
- 200度に温めたオーブンで25分焼きます。底を叩いて軽い音がすれば完成。焼き色が濃すぎたら途中で紙をかぶせます。
店主のコツ
- 買い物:強力粉は普通のもので十分ですよ。イーストは小分けの袋が使いやすいです。
- 火加減:オーブンは必ず先に200度まで温めてから入れてください。
- 味の調整:甘みが欲しければ砂糖を大さじ1と1/2まで。塩は減らさないでください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵は水分が抜けて固くなります。常温で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切って一枚ずつ包み、冷凍で2週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったままトースターで4分。霧を少し吹くとふっくらします。 |
味を変えてみる
- 強力粉の2割を全粒粉に替えて香ばしくする
- 干しぶどう50gを最後に混ぜ込む
- 水を牛乳に替えて、やわらかい口当たりにする
よく聞かれること
食パン型がないと作れませんか。
パウンド型でも焼けます。生地の量を型の7割に減らして、同じように型から1cm出るまで待ってください。焼き時間は20分ほどに短くなります。
角食パンとの違いは何ですか。
焼くときにふたをするかどうかです。ふたをすれば四角い角食、しなければ山の形になります。ふたなしのほうが軽く、耳が香ばしく焼き上がります。
こねるのが大変です。
10分こねて15分休ませ、また5分こねる形にすると楽です。休ませる間に生地がつながるので、こね時間そのものが短くなります。