フルーツタルトの作り方|材料・手順・店主のコツ
フルーツタルトは、焼いた台にクリームを詰めて果物を並べた菓子です。台の空焼きとクリームの炊き方、果物の並べ方と切り分け方までをまとめました。
調理時間の目安 90分分量 2人分(直径18cm型1台を4等分、うち2切れ分)難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
タルト台がいつも湿ってしまいます
店主
クリームを冷やしてから詰めてください。台にジャムを薄く塗っておくと、もっと持ちますよ。
店主のひとこと台は冷ましてから詰める。急ぐと必ず湿ります。
材料(2人分(直径18cm型1台を4等分、うち2切れ分))
| 薄力粉 台の生地用。ふるっておきます | 120g |
|---|---|
| バター 冷たいまま角切りに | 60g |
| 粉砂糖 上白糖でも構いません | 40g |
| 卵 1個は生地、1個はクリーム用。どちらも火を通します | 2個 |
| 牛乳 クリーム用 | 250ml |
| グラニュー糖 クリーム用 | 50g |
| 薄力粉(クリーム用) ふるってだまを防ぎます | 20g |
| バニラエッセンス なくても構いません | 少々 |
| いちご、キウイ、みかんなど 水気を拭いて薄めに切ります | 合わせて250g |
| アプリコットジャム つや出し用。水大さじ1でのばします | 大さじ2 |
作り方
- 先にバターと卵を冷蔵庫から出さずに用意し、型に薄くバターを塗っておきます。生地のバターは冷たいまま使います。ここを間違えると台がだれます。
- 薄力粉と粉砂糖にバターを入れ、指先で粉状にしてから卵1個を加えてまとめます。こねずに押さえるだけ。練ると固い台になります。
- ラップに包んで冷蔵庫で30分休ませ、型に敷いてフォークで穴を開けます。休ませると縮みません。穴を開けるのは膨らみを防ぐためです。
- 180度のオーブンで20分、縁がきつね色になるまで空焼きして冷まします。重しをのせると底が平らに焼けます。
- 鍋に牛乳、卵1個、グラニュー糖、薄力粉を入れ、弱火で7分、混ぜ続けて炊きます。卵に完全に火を通します。持ち上げてとろりと落ちる固さが目安です。
- 冷めた台にクリームを詰め、果物を並べてのばしたジャムを塗って出来上がりです。クリームは冷蔵庫で冷やしてから詰めると、台が湿りません。
店主のコツ
- 買い物:果物は色と形の違う三種類を選ぶと見栄えがします。水気の多い物は当日に買ってください。
- 火加減:クリームは必ず弱火で、混ぜる手を止めないこと。強火にすると鍋底が焦げて卵が固まります。
- 味の調整:果物が酸っぱいときはクリームの砂糖を10g増やします。甘い果物なら10g減らして釣り合いを取ってください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵庫で翌日までが目安です。果物から水が出るので、その日のうちが一番おいしくいただけます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 果物とクリームが分離するので冷凍には向きません。空焼きした台だけなら2週間持ちます。 |
| 温め直し | 温め直しません。冷蔵庫から出して10分置き、少し温度を戻してからどうぞ。 |
味を変えてみる
- クリームに水切りヨーグルトを大さじ2混ぜると、後口が軽くなります。
- 果物を煮りんごに替えると、秋らしい一台になります。
- 台に薄く杏ジャムを塗ってからクリームを詰めると、湿りにくくなります。
よく聞かれること
クリームがだまになります
薄力粉をふるっていないか、火が強すぎます。粉は必ずふるい、弱火で混ぜ続けてください。だまが出たら、火から下ろして茶こしでこすと直ります。
市販のタルト台を使ってもいいですか
構いません。その場合はクリームを炊く工程だけになるので、40分ほどで仕上がります。台が湿らないよう、クリームを冷やしてから詰めてください。
前日に作れますか
台とクリームは前日に作れます。果物を並べるのは食べる直前にしてください。切った果物は水が出るので、当日に切るほうがきれいです。