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ふきのとうの天ぷらの作り方|材料・手順・店主のコツ

ふきのとうの天ぷらの作り方です。春の香りとほろ苦さを、衣で包んで楽しむ一品ですよ。買い物から下ごしらえ、油の温度、揚げ時間までまとめました。

調理時間の目安 20分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

苦すぎて食べにくいのですが。

店主

揚げる前に2分だけ水にさらしてみてください。香りは残って、苦みだけ和らぎます。

店主のひとこと水気を拭いてから。油のはねが防げます。

材料(2人分)

ふきのとう つぼみが固く締まったものを選びます。開いたものは苦みが強いです。8個
薄力粉 衣用です。ふるっておきます。60g
冷水 氷を入れて冷やしておきます。100ml
冷水と合わせて溶きます。2分の1個
打ち粉用の薄力粉 衣が付きやすくなります。大さじ2
揚げ油 鍋底から4cmほど。適量
食べるときに添えます。少々

作り方

  1. 先にふきのとうの外側の汚れた葉を取り、根元を薄く切り落としておきます。洗ったらしっかり水気を拭きます。水が残ると油がはねます。
  2. つぼみの下に十字の切れ目を浅く入れます。火の通りがそろいます。切りすぎると開いてしまいます。深さは5mmまでです。
  3. 卵と冷水を混ぜ、薄力粉をさっくり混ぜます。粉が少し残る程度で止めます。混ぜすぎると衣が重くなります。だまがあって構いません。
  4. 油を170度に温めます。衣を落として、途中まで沈んで浮けば頃合いです。温度が低いと油を吸い、高いと中まで火が通りません。
  5. 打ち粉をまぶして衣をつけ、つぼみを下にして1分半揚げます。返して1分。泡が細かくなったら揚げ上がりの合図です。
  6. 油を切って塩を添えて出来上がりです。揚げたてが一番です。重ねて置くと蒸れます。網に立てかけてください。

店主のコツ

  • 買い物:つぼみが締まって、緑の濃いものを選びます。開きかけは苦みが強く出ます。
  • 火加減:170度を保ちます。一度に多く入れると温度が下がるので、2個ずつ揚げてください。
  • 味の調整:苦みが気になるなら、揚げる前に2分水にさらしてから水気を拭いてください。

しまうとき・作り置き

冷蔵揚げたその日のうちにいただきます。冷蔵すると衣がしめります。
冷凍揚げ物の冷凍は向きません。生のふきのとうなら、下ゆでして冷凍で1か月です。
温め直し天板で180度3分。網にのせて温めると、衣が戻ります。

味を変えてみる

  • 衣に青のりを小さじ1混ぜると、香りが重なります。
  • たらの芽やこごみも同じ手順で揚げられます。
  • 天つゆより塩のほうが、香りがよく分かります。

山菜の食物繊維を含みます。揚げ物ですので、一度に食べる量は控えめにしてください。

よく聞かれること

あく抜きは必要ですか。

天ぷらなら、しなくても食べられます。苦みが気になるときだけ、2分ほど水にさらしてください。長くさらすと香りまで抜けます。あえ物にするなら下ゆでします。

衣がはがれます。

水気が残っているか、打ち粉をしていないことが多いです。拭いてから打ち粉をまぶし、そのあと衣を付けてください。衣は混ぜすぎないほうが付きがよくなります。

何個くらい食べられますか。

一人四つほどが目安です。ほろ苦さが強い山菜ですので、たくさん食べるより、春の一皿として少し添えるほうが向いています。