ふきのとうの天ぷらの作り方|材料・手順・店主のコツ
ふきのとうの天ぷらの作り方です。春の香りとほろ苦さを、衣で包んで楽しむ一品ですよ。買い物から下ごしらえ、油の温度、揚げ時間までまとめました。
調理時間の目安 20分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
苦すぎて食べにくいのですが。
店主
揚げる前に2分だけ水にさらしてみてください。香りは残って、苦みだけ和らぎます。
店主のひとこと水気を拭いてから。油のはねが防げます。
材料(2人分)
| ふきのとう つぼみが固く締まったものを選びます。開いたものは苦みが強いです。 | 8個 |
|---|---|
| 薄力粉 衣用です。ふるっておきます。 | 60g |
| 冷水 氷を入れて冷やしておきます。 | 100ml |
| 卵 冷水と合わせて溶きます。 | 2分の1個 |
| 打ち粉用の薄力粉 衣が付きやすくなります。 | 大さじ2 |
| 揚げ油 鍋底から4cmほど。 | 適量 |
| 塩 食べるときに添えます。 | 少々 |
作り方
- 先にふきのとうの外側の汚れた葉を取り、根元を薄く切り落としておきます。洗ったらしっかり水気を拭きます。水が残ると油がはねます。
- つぼみの下に十字の切れ目を浅く入れます。火の通りがそろいます。切りすぎると開いてしまいます。深さは5mmまでです。
- 卵と冷水を混ぜ、薄力粉をさっくり混ぜます。粉が少し残る程度で止めます。混ぜすぎると衣が重くなります。だまがあって構いません。
- 油を170度に温めます。衣を落として、途中まで沈んで浮けば頃合いです。温度が低いと油を吸い、高いと中まで火が通りません。
- 打ち粉をまぶして衣をつけ、つぼみを下にして1分半揚げます。返して1分。泡が細かくなったら揚げ上がりの合図です。
- 油を切って塩を添えて出来上がりです。揚げたてが一番です。重ねて置くと蒸れます。網に立てかけてください。
店主のコツ
- 買い物:つぼみが締まって、緑の濃いものを選びます。開きかけは苦みが強く出ます。
- 火加減:170度を保ちます。一度に多く入れると温度が下がるので、2個ずつ揚げてください。
- 味の調整:苦みが気になるなら、揚げる前に2分水にさらしてから水気を拭いてください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 揚げたその日のうちにいただきます。冷蔵すると衣がしめります。 |
|---|---|
| 冷凍 | 揚げ物の冷凍は向きません。生のふきのとうなら、下ゆでして冷凍で1か月です。 |
| 温め直し | 天板で180度3分。網にのせて温めると、衣が戻ります。 |
味を変えてみる
- 衣に青のりを小さじ1混ぜると、香りが重なります。
- たらの芽やこごみも同じ手順で揚げられます。
- 天つゆより塩のほうが、香りがよく分かります。
よく聞かれること
あく抜きは必要ですか。
天ぷらなら、しなくても食べられます。苦みが気になるときだけ、2分ほど水にさらしてください。長くさらすと香りまで抜けます。あえ物にするなら下ゆでします。
衣がはがれます。
水気が残っているか、打ち粉をしていないことが多いです。拭いてから打ち粉をまぶし、そのあと衣を付けてください。衣は混ぜすぎないほうが付きがよくなります。
何個くらい食べられますか。
一人四つほどが目安です。ほろ苦さが強い山菜ですので、たくさん食べるより、春の一皿として少し添えるほうが向いています。