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ふきの煮物の作り方|材料・手順・店主のコツ

ふきの煮物は、春のふきを下ゆでして皮をむき、だしで薄味に煮含めたものです。二人分の分量、下ゆでの時間、皮のむき方、色よく仕上げる火加減と保存の目安までまとめました。

調理時間の目安 35分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

ふきの皮がうまくむけません。

店主

塩で板ずりしてから、三分だけゆでてみてください。冷水に取ってからむくと、すっと取れますよ。

店主のひとこと煮たら火を止めて冷ます。味はここで入ります。

材料(2人分)

ふき 太さのそろったもの。切り口が乾いていないものを選びます。3本(約250g)
板ずり用です。大さじ1
だし汁 薄味なので、だしをしっかり取ってください。300ml
薄口しょうゆ 色を淡く保ちます。大さじ1
みりん 甘みと照りに。大さじ1
香りを整えます。大さじ1
味を締めます。煮汁用です。小さじ1/4
油揚げ あれば。うまみが出ます。1/2枚

作り方

  1. 先に大きな鍋に湯を沸かしておきます。ふきは鍋に入る長さに切ります。切ってから沸かすと、切り口が変色します。
  2. まな板にふきを並べ、塩をふって手のひらで転がします。皮がむけやすくなり、色も鮮やかに残ります。
  3. 塩をつけたまま熱湯で3分ゆで、すぐ冷水に取ります。ゆですぎると皮がむけません。3分で十分です。
  4. 端から皮をつまんで、すっと引きます。全周をむいて4cmに切ります。水の中でむくと手が黒くなりません。
  5. 鍋にだし汁、薄口しょうゆ、みりん、酒、塩と油揚げを入れて煮立てます。煮立ててから、ふきを入れます。
  6. ふきを加えて弱火で8分煮て、火を止めてそのまま冷まします。冷める間に味が入ります。煮続けると色が抜けます。

店主のコツ

  • 買い物:太さのそろったものを選んでください。細いものと太いものが混ざると、ゆで時間が合いません。
  • 火加減:煮立てたら弱火。ぐらぐら煮ると、せっかくの色も香りも抜けてしまいます。
  • 味の調整:薄いと感じても、冷ます間に入ります。足すのは冷めてから決めてください。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で3日が目安です。煮汁ごと入れ物に移してください。
冷凍食感が落ちるので冷凍は向きません。
温め直し冷たいままでもおいしく食べられます。温めるなら鍋で弱火2分にしてください。

味を変えてみる

  • 鶏ささみを1本加えると主菜になります。中心まで火を通してください。
  • たけのこの水煮を100g加えると、春らしい一皿になります。
  • 仕上げに木の芽をのせると香りが立ちます。

食物繊維を含みます。薄味に仕上げるので、塩分は控えめです。

よく聞かれること

あく抜きは必ず必要ですか。

してください。塩の板ずりと3分のゆででほとんど抜けます。そのあと冷水に10分さらすと、えぐみがさらに軽くなります。

水煮のふきでも作れますか。

作れます。水に10分さらしてから、煮る工程だけ同じように進めてください。下ゆでと皮むきは不要です。

色が茶色くなってしまいます。

煮すぎか、濃口しょうゆを使ったためです。薄口しょうゆに替えて、弱火8分で火を止めてください。冷ます間に味は十分入ります。