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大根のおでんの作り方|材料・手順・店主のコツ

大根のおでんの作り方です。下ゆでしてから、だしでゆっくり煮ふくめます。面取りと隠し包丁の入れ方、味をしみさせる休ませ方を二人分でまとめました。

調理時間の目安 90分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

大根に味がしみないんです。

店主

下ゆでと、煮たあとの休ませる時間を入れてみてください。味は冷めるときに入りますよ。

店主のひとこと煮たら一度休ませる。味はそのときに入ります。

材料(2人分)

大根 太い部分を厚さ3cmに切ります。ずっしり重いものを。1/2本(約500g)
米のとぎ汁 下ゆで用。米ひとつまみでも代用できます。適量
だし昆布 水に30分つけておきます。10cm角1枚
削り節 だしを取ったあとは取り除きます。15g
大根がかぶるくらいが目安です。1000ml
しょうゆ 薄口があれば色がきれいに出ます。大さじ2
みりん 甘みと照り用。大さじ2
風味づけ。大さじ2
味の締め用です。小さじ1/2
練りがらし 好みで添えます。少々

作り方

  1. 先に大根を厚さ3cmに切って皮を厚めにむき、角を落として面取りします。面取りをすると煮くずれません。皮は5ミリほど厚くむくのがこつです。
  2. 片面に十字の切り込みを深さ1cm入れます。とぎ汁で弱火20分下ゆでします。切り込みから味が入ります。下ゆでで苦みも抜けます。
  3. 水で洗ってぬめりを落とします。鍋に水と昆布を入れ、30分おきます。ここで洗うと、だしがにごりません。
  4. 中火にかけ、沸く直前に昆布を取り出し、削り節を入れて2分。こして戻します。削り節はしぼらないでください。えぐみが出ます。
  5. 調味料と大根を入れ、落としぶたをして弱火で40分煮ます。竹串がすっと通れば火を止めます。ぐらぐら煮ないこと。静かに煮るほど形が残ります。
  6. そのまま30分休ませます。冷める間に味が中まで入ります。温め直して出します。味は冷めるときに入ります。ここを省くと表面だけの味になります。

店主のコツ

  • 買い物:大根は葉に近い太い部分が甘く、おでんに向きます。重くて皮につやのあるものを選んでください。
  • 火加減:煮るのは終始弱火です。煮立てると角がくずれ、だしもにごります。
  • 味の調整:薄いと感じたら、翌日にもう一度温めてください。塩を足すより味がなじみます。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で3日が目安です。煮汁ごと入れ物に移して保存してください。
冷凍大根は冷凍すると食感が変わるため向きません。煮汁だけなら2週間が目安です。
温め直し煮汁ごと鍋に移し、弱火で10分。中心まで温まるまで待ってください。

味を変えてみる

  • ゆで卵や結び昆布、厚揚げを一緒に煮ると、おでんらしくなります。卵は先にかたゆでにしてください。
  • みそだれを添えると、ふろふき大根のような食べ方になります。
  • だしを鶏がらに替えると、中華風の煮ものになります。鶏肉は中心まで火を通してください。

大根は水分と食物繊維を含みます。煮汁は塩分が多いので、飲む量は控えめが目安です。

よく聞かれること

下ゆではとぎ汁でないといけませんか。

水に米をひとつまみ入れるだけでも同じです。大根の苦みを抜いて、色を白く仕上げるためのものです。20分ほど弱火でゆでてください。

圧力鍋を使えますか。

使えます。下ゆでを5分にできます。ただし味は冷めるときに入るので、煮てから火を止めて30分休ませる手間は省かないでください。

どの部分の大根がよいですか。

葉に近い上のほうが甘く、下は辛みが強いです。おでんには上から中ほどまでを使ってください。下の部分は汁ものやおろしに向きます。