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筑前煮の作り方|材料・手順・店主のコツ

筑前煮は、鶏肉と根菜を油で炒めてから煮る煮物です。具材は家にあるもので構いません。二人分の分量と、切り方、煮る時間、味の含ませ方をまとめました。

調理時間の目安 45分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

具材は何を入れるのが定番ですか。

店主

鶏もも肉、ごぼう、れんこん、にんじん、しいたけ、こんにゃく。この六つがそろえば十分です。

店主のひとこと煮たら一度冷ます。味はそこで入ります。

材料(2人分)

鶏もも肉 一口大に切ります。200g
ごぼう 乱切りにして水に五分さらします。1/2本
れんこん 乱切り。節の間が太いものを。150g
にんじん 乱切りにします。1本
干ししいたけ 水で戻し、戻し汁は使います。3枚
こんにゃく 手でちぎって下ゆでします。1/2枚
だし しいたけの戻し汁を含めます。300ml
しょうゆ大さじ3
みりん大さじ2
砂糖大さじ1
サラダ油 炒め用。大さじ1
きぬさや 仕上げ用。さっとゆでます。6枚

作り方

  1. 先に干ししいたけを水二百ミリリットルで三十分戻します。戻し汁も使います。戻し汁がだしの代わりになります。
  2. こんにゃくを二分下ゆでし、ごぼうは水に五分さらして水けをきります。下ゆででこんにゃくのくせが抜けます。
  3. 鍋に油を熱し、中火で鶏肉を三分、表面の色が変わるまで炒めます。先に炒めると香りが立ちます。
  4. 根菜とこんにゃく、しいたけを加えて三分炒め、全体に油を回します。油の膜が煮崩れを防ぎます。
  5. だしと調味料を入れ、落としぶたをして弱めの中火で二十分煮ます。落としぶたで少ない煮汁でも回ります。
  6. 煮汁が三分の一になり、鶏肉の中心まで白くなれば火を止め、きぬさやを添えます。冷ます間に味が入ります。

店主のコツ

  • 買い物:れんこんは切り口が白いもの、ごぼうは細めを。乱切りにすると味が入ります。
  • 火加減:炒めは中火、煮るのは弱めの中火で二十分。ぐらぐら煮ると崩れます。
  • 味の調整:薄ければ火を止める三分前にしょうゆを小さじ一。濃ければだしを足します。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で三日が目安。翌日の方が味が落ち着きます。
冷凍こんにゃくを除けば冷凍で三週間ほどです。
温め直し弱火で五分、または五百ワットで二分半。中心まで温めます。

味を変えてみる

  • 里芋を足すと、とろみが出て食べごたえが増します。
  • たけのこの水煮を加えると、春らしくなります。
  • 残ったら細かく刻んで、混ぜご飯の具にできます。

根菜の食物繊維と、鶏肉のたんぱく質を含みます。

よく聞かれること

具材は減らしてもいいですか。

構いません。鶏肉とにんじん、ごぼうの三つがあれば形になります。かたさの違う根菜を二種類入れると、食感に変化が出ます。

煮崩れしてしまいます。

火が強すぎます。落としぶたをして、煮汁が静かに揺れる程度の弱めの中火を保ってください。かき混ぜず、鍋を揺すって全体を動かす方が崩れません。

作り置きに向きますか。

向きます。冷ます間に味が入るので、前の日に作る方がおいしくなります。取り分けるときは清潔な箸で。冷蔵で三日を目安にしてください。