ビーフシチューの作り方|材料・手順・店主のコツ
ビーフシチューのレシピです。牛肉をやわらかく煮るための下ごしらえと、焦がさない火加減、市販のルウを使うときの割合まで、うちでやっている手順でまとめました。
調理時間の目安 120分分量 2人分難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
肉がいつも固くなるんです。
店主
沸かしすぎが一番の原因ですよ。表面が静かに揺れる程度の弱火で、時間をかけて煮てみてください。
店主のひとこと急ぐ日の料理ではありません。休みの日にどうぞ。
材料(2人分)
| 牛すね肉または牛バラ肉 4cm角に切ってもらうと楽ですよ | 300g |
|---|---|
| 玉ねぎ くし形に8等分 | 1個(約200g) |
| にんじん 乱切りにします | 1本(約150g) |
| じゃがいも 煮崩れしにくい種類が向きます | 2個(約250g) |
| にんにく つぶしておきます | 1かけ(約8g) |
| 小麦粉 肉にまぶす用 | 大さじ1(約9g) |
| 赤ワインまたは水 お酒が苦手なら水で十分です | 100ml |
| 水 | 500ml |
| トマトの水煮 缶詰の半分ほど | 150g |
| デミグラス系のルウ 箱の表示より少し控えめに | 2かけ(約40g) |
| 塩・こしょう | 各少々 |
| バター | 10g |
作り方
- 先に牛肉を冷蔵庫から出し、30分ほど室温に戻しておきます。冷たいまま焼くと縮んで固くなります
- 肉に塩こしょうと小麦粉をまぶし、中火で全面に焼き色を付けます。この焼き色がこくのもとになります
- 同じ鍋で玉ねぎとにんにくを弱めの中火で7分ほど炒めます。しんなりして甘い香りが出るまでです
- ワインを入れて2分ほど煮立て、水とトマトを加えて弱火で60分煮ます。ふたはずらしてのせ、ときどき浮いた脂を取ります
- にんじんとじゃがいもを入れ、さらに20分ほど弱火で煮ます。
- いったん火を止めてルウを溶かし、弱火で10分煮てバターを落とします。沸かしながら入れるとだまになります
店主のコツ
- 買い物では、すね肉やバラ肉のような筋のある部位を選びます。もも肉は煮るとぱさつきやすいです。
- 火加減は終始弱火です。ぼこぼこ沸かすと肉が締まって固くなります。
- 味の調整は最後にします。煮詰まって濃くなるので、ルウは表示より控えめに入れて足すほうが安心です。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷めてから保存容器に入れ、冷蔵で2〜3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | じゃがいもを取り除けば冷凍で3週間ほど。1食ずつ小分けにします。 |
| 温め直し | 鍋に移して弱火で7分ほど。焦げやすいので底から混ぜてください。 |
味を変えてみる
- ルウを使わず、小麦粉とバターで作ったルーとケチャップで仕立てる手もあります。
- きのこを加えると香りが増します。しめじやマッシュルームが合います。
- 残りをご飯にかけ、チーズをのせて焼くとまた違う一皿になります。
よく聞かれること
圧力鍋を使ってもよいですか。
使えます。加圧15分ほどで肉がやわらかくなります。その後ふたを開けて野菜を入れ、ふつうに煮てルウを溶かしてください。
赤ワインがないときは。
水100mlで構いません。こくが足りなければ、仕上げにしょうゆを小さじ1/2だけ落とすと輪郭が出ます。
とろみが足りません。
ふたを外して弱火で10分ほど煮詰めます。それでも足りなければ、水で溶いた小麦粉を少しずつ加えてください。