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圧力鍋の牛すじ煮込みの作り方|材料・手順・店主のコツ

圧力鍋の牛すじ煮込みは、下ゆでと加圧の二段で柔らかくします。臭みの取り方と加圧の時間、味付けの順番を二人分でまとめました。冷めてから温め直すと味がしみますよ。

調理時間の目安 70分分量 2人分難しさ 手間あり

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

下ゆではしないと駄目ですか。

店主

五分だけでいいので、やってください。臭みが残るかどうかは、ほとんどここで決まります。

店主のひとこと味付けは加圧のあと。先に入れると濃くなりすぎます。

材料(2人分)

牛すじ肉 白い筋と赤身が層になったものが向きます。400g
こんにゃく 手でちぎって下ゆでします。1枚(約250g)
大根 2cmのいちょう切りにします。1/4本(約250g)
長ねぎの青い部分 下ゆで用です。1本分
生姜 下ゆでと本煮の両方に使います。1かけ
醤油 半分は加圧後に足します。大さじ3
みりん 照りが出ます。大さじ3
臭みをやわらげます。大さじ3
砂糖 好みで加減してください。大さじ1
みそ 最後に溶き入れます。こくが出ます。大さじ1
圧力鍋は水が減りにくいので控えめです。400ml
小ねぎ 仕上げに散らします。少々

作り方

  1. 先に牛すじをたっぷりの湯で5分下ゆでし、ざるに上げて水で洗います。この一手で臭みの大半が抜けます。省かないでください。
  2. 洗った牛すじを食べやすく切り、こんにゃくは手でちぎって2分下ゆでします。手でちぎると味がのりやすくなります。
  3. 圧力鍋に牛すじ、水、酒、ねぎの青い部分、生姜を入れ、20分加圧します。おもりが振れてから20分です。具は鍋の三分の二まで。
  4. 圧が自然に下がるのを待ち、ふたを開けて浮いた脂とねぎを取り除きます。急がず自然に下げてください。ここでも柔らかくなります。
  5. 大根、こんにゃく、砂糖、みりん、醤油大さじ1と1/2を入れ、弱火で20分煮ます。味付けは加圧のあとです。先に入れると煮汁が煮つまりすぎます。
  6. 残りの醤油とみそを溶き入れ、弱火で5分。小ねぎを散らします。みそを入れてからは煮立てません。香りが飛びます。

店主のコツ

  • 買い物:牛すじは筋と赤身が層になったものを。赤身ばかりだと、ほろりとほぐれません。
  • 火加減:加圧は20分、そのあとは弱火のみ。みそを入れてからは煮立てません。
  • 味の調整:みそは大さじ1から。足すのは簡単ですが、減らせません。

しまうとき・作り置き

冷蔵煮汁ごと冷蔵3日が目安です。冷めると脂が固まるので、すくって取り除けます。
冷凍小分けにして冷凍3週間ほど。大根は食感が落ちるので、肉と汁だけがよいです。
温め直し鍋で弱火7分。中心まで温めてから食べてください。

味を変えてみる

  • ゆで卵を最後の5分で加えると、一品増えます。卵は12分ゆでたものを。
  • みそを抜いて醤油だけにすると、あっさりした関東風になります。
  • 残ったものをうどんにのせると、翌日の昼になります。

牛すじはたんぱく質と脂質を含みます。冷やして脂を取り除くと軽くなります。

よく聞かれること

圧力鍋がないときの時間は。

普通の鍋なら、下ゆでのあと弱火で2時間から2時間半が目安です。途中で水を足しながら、指でつまんでほぐれるまで煮てください。

脂が気になります。

一度冷ますと脂が白く固まるので、すくって取り除けます。前の晩に加圧まで済ませて、翌日に味付けするのがうちのやり方です。

加圧時間は延ばしてよいですか。

25分までなら問題ありません。それ以上だと形が崩れます。鍋によって差がありますので、取扱説明書の時間を先に確かめてください。