杏仁豆腐の作り方|材料・手順・店主のコツ
杏仁豆腐のレシピです。牛乳と生クリーム、板ゼラチンではなく粉ゼラチンで、家の冷蔵庫で固めます。固さの目安とシロップの割合まで、二人分でまとめました。
調理時間の目安 20分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
固まらないことがあるのですが。
店主
ゼラチンを沸騰した牛乳に入れると力が落ちます。火を止めてから加えてみてください。
店主のひとことこし器を一度通す。これだけで店の口当たりに近づきます。
材料(2人分)
| 牛乳 成分無調整のものが向きます。 | 300ml |
|---|---|
| 生クリーム 入れるとなめらかになります。牛乳に替えても作れます。 | 50ml |
| 粉ゼラチン 水大さじ2にふり入れて、5分ふやかしておきます。 | 5g |
| 砂糖 甘さは好みで加減してください。 | 大さじ3 |
| 杏仁霜 なければアーモンドの香りの製菓用エッセンスを2、3滴で代えられます。 | 大さじ1 |
| 水 ゼラチンをふやかす分です。 | 大さじ2 |
| シロップ用の水 仕上げにかける分です。 | 100ml |
| シロップ用の砂糖 煮溶かして冷やします。 | 大さじ2 |
| くこの実 あれば飾りに。なくても構いません。 | 6粒 |
作り方
- 先に粉ゼラチンを水大さじ2にふり入れ、5分ふやかしておきます。器も冷蔵庫で冷やします。ゼラチンを先にふやかすと、だまになりません。
- 鍋に牛乳、砂糖、杏仁霜を入れ、弱火で3分温めます。沸かさないでください。沸かすと膜が張り、口当たりが悪くなります。
- 火を止めてふやかしたゼラチンを加え、溶けるまで1分混ぜます。湯気が立つ程度の温度で、ゼラチンはよく溶けます。
- 生クリームを加えて混ぜ、こし器でこして器に流します。こすひと手間で、舌ざわりがはっきり変わります。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れ、3時間冷やして固めます。急ぐときは浅い器に分けると、2時間ほどで固まります。
- シロップ用の水と砂糖を煮溶かして冷まし、固まった杏仁豆腐にかけます。シロップは冷たくしてからかけてください。表面が溶けません。
店主のコツ
- 買い物:杏仁霜は製菓の材料売り場にあります。手に入らなければ、香りのエッセンスで代えられます。
- 火加減:牛乳は沸かさず、弱火で温めるだけ。煮立てると分離して舌ざわりが悪くなります。
- 味の調整:甘いと感じたら、シロップの砂糖を大さじ1に減らしてください。本体の甘さは変えないほうが固まりが安定します。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | ラップをかけて冷蔵で2日が目安です。においの強いものの隣は避けてください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍すると水が分かれます。うちではすすめていません。 |
| 温め直し | 温め直す料理ではありません。冷たいままいただいてください。 |
味を変えてみる
- みかんや桃の缶詰を添えると、彩りが出ます。シロップは缶の汁で代えられます。
- ゼラチンを7gに増やすと、切り分けられる固さになります。器ごと出さないときに向きます。
- 牛乳の半分を豆乳に替えると、後口が軽くなります。うちではこちらをよく作ります。
よく聞かれること
杏仁霜がなくても作れますか。
作れます。アーモンドの香りのエッセンスを2、3滴落としてください。香りは弱めになりますが、なめらかさは変わりません。
寒天で作るとどう違いますか。
寒天は常温でも固まり、口の中でほろりと崩れます。粉寒天なら2gを牛乳に入れて2分煮溶かしてください。ゼラチンよりしっかりした固さになります。
甘さを控えたいのですが。
本体の砂糖を大さじ2に減らして、シロップで調整してください。本体を減らしすぎると、味がぼやけます。