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信州新町のジンギスカン|旅先の味と家での楽しみ方

信州新町のジンギスカンは、長野の山あいの町で親しまれてきた羊肉の焼き物です。どんなものか、味わい方、家で楽しむときの火加減までまとめました。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

羊の匂いが苦手なのですが。

店主

漬け込んだものなら、だいぶ和らぎます。りんごや玉ねぎのすりおろしが効くんですよ。

店主のひとこと漬け込んでから焼く。これが土地の形です。

どんな味か

信州新町のジンギスカンは、長野県の信州新町と呼ばれる地域で広まった、羊肉をたれに漬けて焼く料理です。焼く前から肉をたれに漬け込むのが特徴で、北の地方でよく見る焼いてからたれをつける形とは組み立てが違います。羊を飼う土地柄から、家庭の食卓にも早くから入ってきた料理です。

特徴

  • 肉をあらかじめたれに漬けてから焼きます。味が中まで入っているので、そのままいただけます。
  • たれはしょうゆを土台に、りんごや玉ねぎのすりおろしを合わせたものが多いです。
  • 山あいの土地で羊が飼われてきた背景があり、精肉店で漬け込み肉が売られています。

食べ方・楽しみ方

  • 中央が盛り上がった鉄なべで、野菜を周りに置いて肉を中央で焼きます。
  • 肉は中心まで火を通してから食べてください。赤みが残らないのが目安です。
  • 残ったたれと肉の汁で、うどんや野菜を煮て締めにする食べ方もあります。

家で楽しむなら

家で作るなら、しょうゆ大さじ3、酒大さじ2、すりおろしたりんごと玉ねぎ各大さじ2を合わせ、羊肉200gを2時間漬けてください。フライパンなら中火で片面2分、返して2分、ふたをして1分蒸し焼きにします。焼き野菜、うどんの締め、キャベツの塩もみを合わせると献立になります。

由来

山あいで羊を飼う暮らしが続いた土地で、肉を無駄なくいただく工夫として漬け込みの形が広まったと伝えられています。精肉店が味付け肉を売る形が定着し、家庭でも店でも同じたれの味が受け継がれてきました。

よく聞かれること

北の地方のジンギスカンと何が違いますか。

焼く前に漬け込むか、焼いてからたれをつけるかの違いです。信州新町では漬け込みが主で、味が中まで入っています。鉄なべを使う点は同じです。

焼き加減の目安はありますか。

中心まで火を通してください。薄切りならフライパンの中火で片面2分、返して2分が目安です。厚みのあるものは、ふたをして弱火で2分足します。

たれは家で作れますか。

しょうゆ大さじ3、酒大さじ2、すりおろしたりんごと玉ねぎを各大さじ2、砂糖小さじ1を合わせてください。肉200gを2時間ほど漬けると味が入ります。