いかめし|旅先の味と家での楽しみ方
いかめしは、いかの胴にもち米を詰めて甘辛く煮た郷土の味です。いかめしのレシピにあたる家庭での作り方と、詰めすぎない目安、煮汁の割合を並べています。
店先のやりとり
常連さん
米を詰めると破裂しませんか。
店主
八分目までにすれば大丈夫ですよ。米は煮ている間に膨らむので、余裕をみて詰めてください。
店主のひとこと詰めるのは八分目まで。これが一番のこつです。
どんな味か
いかめしは、するめいかの胴に米を詰めて、しょうゆと砂糖の煮汁で煮たものです。北の港町で作られてきた駅弁の定番として知られています。米が煮汁を吸うので、切り分けると断面に味がしみているのが特徴です。
特徴
- いかの胴を袋のように使い、米を詰めて煮るという作りです。
- 煮汁はしょうゆ、砂糖、酒が中心で、甘辛い味に仕上がります。
- 冷めても味が落ちにくく、持ち運びに向いています。
食べ方・楽しみ方
- 輪切りにして、断面を上にして盛ると食べやすいです。
- 煮汁を少しかけると、冷めたものでもしっとりします。
- 生姜の甘酢漬けを添えると、甘さが重くなりません。
家で楽しむなら
家で作るなら、胴の長さ15cmほどの小ぶりないかが扱いやすいです。米は八分目までにとどめ、口を楊枝で留めてから煮てください。いかは中心までしっかり火を通し、煮汁ごと冷ますと味がよくしみます。
由来
港でとれたいかと、土地の米を合わせた保存のきく料理として広まりました。持ち運びやすく冷めてもおいしいことから、駅で売られる弁当として知られるようになりました。
よく聞かれること
うるち米でも作れますか。
作れます。もち米を混ぜるともっちりしますが、うるち米だけでもおいしくできます。どちらも30分浸水させてから詰めてください。
煮る時間はどれくらいですか。
弱火で30分が目安です。途中で上下を返し、竹串が胴にすっと通り、米に芯がなくなれば火が通った目安になります。
冷凍できますか。
できます。煮汁ごと小分けにして冷凍で3週間が目安です。解凍は冷蔵庫で一晩おき、鍋で弱火で温め直してください。