ごま摺り団子|旅先の味と家での楽しみ方
ごま摺り団子は、白玉の中から黒ごまの蜜が出てくる岩手の菓子です。どんな物か、特徴と食べ方、家で近づける工夫までまとめました。
店先のやりとり
常連さん
切って食べてもよいですか。
店主
できれば一口でどうぞ。切ると中の蜜が流れてしまって、もったいないですよ。
店主のひとこと一口で食べる。それがこの団子の作法です。
どんな味か
ごま摺り団子は、やわらかい白玉の中に、すった黒ごまと砂糖を練った蜜を包んだ菓子です。岩手県の花巻あたりで作られてきた形と伝えられています。噛むと中から蜜が流れ出すので、一口で食べるのが決まりのようになっています。
特徴
- 外は白玉のやわらかい皮、中はすった黒ごまの蜜という二重の作りです。
- 噛んだときに蜜が流れ出すので、皿の上で切り分けにくい菓子です。
- 冷やして食べる形が多く、夏の贈り物にもよく選ばれます。
食べ方・楽しみ方
- 一口で口に入れてください。半分に切ると、蜜がほとんど流れてしまいます。
- 冷蔵庫から出して5分ほど置くと、皮がやわらかくなって食べやすいです。
- 温かいお茶を用意しておきます。甘さが強いので、お茶が進みますよ。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、白玉粉をぬるま湯でこねて、すりごまと砂糖を練った蜜を包むことです。蜜はゆるすぎると包めないので、練りごまを少し足して固さを見てください。白玉団子、ごまだんご、黒みつのあんみつ。この三つを覚えておくと、ごまの菓子の幅が広がります。
由来
岩手で作られてきた餅菓子の流れをくむ形と伝えられています。ごまをすって砂糖と合わせる作り方は各地にありますが、白玉に包んで蜜のまま閉じ込めた形がこの菓子の特徴です。
よく聞かれること
日持ちはしますか。
生の菓子なので短めです。冷蔵で表示どおり、多くは数日が目安になります。冷凍できる物もありますので、買うときにたずねてください。
冷凍した物はどう戻しますか。
冷蔵庫に移して半日かけて解凍します。急いで常温に出すと、皮に水が付いてべたつきます。そのあと5分置いてから召し上がってください。
家で作るときのこつはありますか。
蜜を先に作って冷やし、固めてから包むことです。ゆるいままだと皮から漏れます。すりごま、砂糖、練りごまを混ぜて冷蔵庫で30分冷やしてください。