ババヘラアイス|旅先の味と家での楽しみ方
ババヘラアイスは、東北の道ばたで売られてきた氷菓です。ババヘラアイスの成り立ち、盛り方の特徴、食べ方、家で近づける工夫まで、店先の目線でまとめました。
店先のやりとり
常連さん
どうしてあの花の形になるんですか。
店主
へらで少しずつ重ねて盛るからですよ。家でやるならスプーンを温めて、薄く削ってみてください。
店主のひとこと受け取ったらすぐ。溶けるのが早い氷菓です。
どんな味か
ババヘラアイスは、秋田を中心に道路わきの露店で売られてきた氷菓です。金属のへらで少しずつすくい、花の形に盛るのが特徴とされます。売り子が年配の女性であることが多かったことから、この呼び名がついたと言われています。
特徴
- 乳脂肪が少なめで、氷菓に近いさっぱりした口当たりです。溶けるのが早いのも特徴です。
- 黄色とピンクの二色を重ねて、花びらのように盛りつけます。
- コーンにのせて渡す形が基本で、その場で食べきる量になっています。
食べ方・楽しみ方
- 受け取ったらすぐ食べてください。日なたでは、3分ほどで形がくずれます。
- 二色の境目をすくうと、両方の味が一度に楽しめます。
- 外で食べるものですから、紙を一枚もらっておくと手が汚れません。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、乳脂肪の少ないさっぱりした氷菓を選んでください。金属のスプーンを湯で温めてから、少しずつ削るように盛ると、あの花の形に近づきます。合わせるなら、いちごのシャーベット、バナナのアイス、かき氷の三つが同じ気分で楽しめます。
由来
戦後、道路わきで氷菓を売る商いが各地に生まれ、そのひとつとして東北で続いてきたものとされています。夏の行楽地や道ばたで見かける風物として、今も残っています。
よく聞かれること
どこで売っていますか。
秋田を中心とした東北の道路わきや、夏の行楽地の露店で見かけます。決まった店を構えていないことが多く、時期も夏に限られます。
味は何種類ありますか。
黄色とピンクの二色が基本です。ひとつは果物の甘み、もうひとつはあっさりした乳の味と言われます。売り手によって多少の違いがあります。
持ち帰りはできますか。
その場で食べる作りなので、持ち帰りには向きません。溶けるのが早い氷菓ですから、受け取ったらすぐ召し上がってください。