ドイツパンのいろいろ|特徴と家で作れる料理
ドイツパンは、ライ麦を多く使った、どっしりした食感のパンのことです。特徴と代表的な種類、よく使う材料、家で作りやすいものまでをまとめました。
店先のやりとり
常連さん
酸っぱいのが少し苦手です。
店主
ライ麦の割合が低いものから試してください。三割ほどのものなら食パンに近い感じで食べられますよ。
店主のひとこと薄く切る。これだけで食べやすくなります。
特徴
ライ麦の割合が高く、小麦だけのパンより目が詰まっていて、酸味が感じられます。発酵に酸味のもとになる生地を使うものが多く、日持ちがよいのが持ち味です。塩けがはっきりしていて、薄く切ってのせて食べる前提の作りになっています。ひとつひとつが重く、同じ大きさでも小麦のパンより食べごたえがあります。
代表的な料理
- ライ麦の丸いパン
- ライ麦と小麦の混ぜパン
- 黒い蒸し焼きのパン
- ケシの実をのせた小型パン
- 塩味の結び目パン
- 白い小型の朝食パン
- ひまわりの種入りパン
- 全粒粉のパン
- かぼちゃの種入りパン
- ドライフルーツ入りのパン
よく使う調味料・材料
- ライ麦粉
- 全粒粉
- キャラウェイシード
- 岩塩
- ひまわりの種
- 酸味のもとになる生地
家で作りやすいもの
- ライ麦を三割混ぜた食パン
- ひまわりの種入りの丸パン
- 結び目の形をした塩パン
成り立ち
寒い土地では小麦が育ちにくく、ライ麦が主な穀物として使われてきました。長く保存できるよう水分を少なめに焼く作り方が広まり、地域ごとに配合が分かれて今の形になっています。
よく聞かれること
どうやって食べるのがいいですか。
五ミリほどの薄切りにして、バターやチーズ、ハムをのせます。厚く切ると重く感じます。軽く焼くと香りが立って食べやすくなります。
日持ちはしますか。
小麦のパンより長く、常温で三日ほどが目安です。切り口をラップで覆い、袋に入れて置きます。それ以上は切ってから冷凍します。
家でも焼けますか。
ライ麦を三割ほど混ぜるところから始めると失敗しにくいです。ライ麦は生地が膨らみにくいので、こねすぎず、型に入れて焼くと形が整います。