梅ジュース|種類と家での楽しみ方
梅ジュースについてまとめました。梅の選び方、家での作り方の手順、合う食べ物、それから飲み方としまい方の目安まで、店先の目線でお話しします。
店先のやりとり
常連さん
泡が出てきたのですが。
店主
発酵が始まった合図です。梅を出して汁だけ弱火で5分温め、冷ましてください。
店主のひとこと瓶をしっかり乾かす。これが一番の下ごしらえです。
どんな飲みものか
梅ジュースは、青い梅を砂糖に漬けて、出てきた汁を薄めて飲むものです。梅の出回る6月に仕込んで、夏の間いただく家庭の飲み物です。
種類
- 青梅と氷砂糖で作るもの。すっきりした味に仕上がります。
- 完熟の梅で作るもの。香りが強く、色も濃く出ます。
- きび砂糖や黒砂糖で作るもの。こくが出て、後味が残ります。
- 酢を少し加えたもの。日もちがよく、夏向きの味になります。
- はちみつで作るもの。まろやかですが、一歳未満のお子さんには与えないでください。
- 冷凍した梅で作るもの。汁が早く上がります。
家での作り方・淹れ方
- 先に瓶を洗って、熱湯をかけてしっかり乾かしておきます。水気が残ると、かびの元になります。
- 梅1kgを洗い、竹串でへたを取ります。水気を布巾で拭きます。へたが残ると、えぐみが出ます。
- 梅を冷凍室で一晩凍らせます。急ぐときはこの手順を入れてください。凍らせると細胞が壊れて、汁が早く上がります。
- 瓶に梅と氷砂糖1kgを交互に重ね、ふたをして冷暗所に置きます。上に砂糖が来るように重ねると、溶け方が均一になります。
- 毎日一度、瓶を静かに回します。10日ほどで砂糖が溶けます。回すだけで十分です。開けるたびに空気が入ります。
- 砂糖が溶けきったら梅を取り出し、汁をこして冷蔵にしまいます。梅を入れたままにすると、渋みが出てきます。
合わせるもの・コツ
合う食べ物
- かき氷
- 白玉
- 炭酸水
- 焼き菓子
コツ
- 飲むときは4倍から5倍に薄めます。濃いと感じたら水を足してください。
- 梅は買ったその日に仕込みます。置くと黄色く熟して、味の出方が変わります。
- うちでは毎年6月に仕込んで、夏の終わりまでに飲みきる量にしています。
よく聞かれること
砂糖の量は減らせますか。
梅と同量が基本です。減らすと汁の上がりが遅く、傷みやすくなります。甘さが気になるときは、飲むときに薄めて加減してください。
取り出した梅はどうしますか。
捨てずに使えます。刻んで煮詰めればジャムに、そのまま食べても構いません。種を除いて、冷蔵で1週間を目安に使いきってください。
どのくらい日もちしますか。
こして冷蔵で3か月が目安です。清潔なひしゃくで取り分け、瓶の口を毎回拭いてください。濁ってきたら使わないでください。