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江戸時代の寿司の豆知識|知っておきたい基本

江戸時代の寿司について、今の握り寿司との違いを中立にまとめました。大きさ、仕込みの工夫、当時の食べられ方までご案内します。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

昔の寿司は今と違ったのですか。

店主

だいぶ違いますよ。今より大きくて、魚には先に手を加えてありました。

店主のひとこと仕込んでから握る。昔のやり方は今でも使えます。

まず知っておくこと

江戸時代の後期に、酢飯の上に魚をのせて握る形の寿司が広まりました。もとは押し寿司や発酵させた寿司が中心で、握りは手早く食べられる新しい形でした。当時は冷やす手立てがないため、煮る、漬ける、酢で締めるといった仕込みをしてから使いました。大きさも今より大ぶりで、屋台で立ったまま一つ二つつまむものだったと伝えられています。

要点

  • 江戸時代の後期に、握る形の寿司が広まりました。
  • それ以前は発酵させた寿司や押し寿司が中心でした。
  • 冷やす手立てがないため、煮る、漬ける、酢で締める仕込みをしました。
  • 一貫が今より大ぶりで、二つで満足する量だったと伝えられています。
  • 屋台で立ったままつまむ、手軽な食べ物として広まりました。
  • しょうゆを付けず、あらかじめ味を付けて出す形が一般的でした。

具体的な例

  • 煮あなご
  • こはだの酢締め
  • まぐろのづけ
  • えびのゆでたもの
  • 玉子焼き
  • 干ぴょう巻き

実践のコツ

  • 当時の仕込みは、家でも生かせます。づけはしょうゆと酒を2対1で、20分漬けるのが目安です。
  • こはだのように酢で締めた魚は、冷蔵で2日ほど持ちます。
  • 煮あなごは温め直すと香りが立ちます。たれは別に温めてかけてください。

よく聞かれること

なぜ生の魚をそのまま使わなかったのですか。

冷やして運ぶ手立てがなかったためです。煮る、漬ける、酢で締めるといった仕込みをして、日持ちと味の両方を整えていました。

大きさはどれくらいでしたか。

今の一貫の倍ほどあったと伝えられています。二つ三つで足りる量で、屋台で手早くつまむ食べ物でした。年代や店で幅があったようです。

しょうゆは付けていましたか。

つけだれを塗って出す形が一般的だったと伝えられています。屋台で立って食べるため、手を汚さない工夫だったとも言われています。