丼弁当の献立帖|組み合わせと段取り
丼弁当は、ご飯の上に具をのせて持っていく形の弁当です。汁気をどう抑えるかが要になりますので、詰め方の順番とおかずの選び方をまとめました。
店先のやりとり
常連さん
汁が下まで染みてしまいます。
店主
ご飯を冷ましてから、具も汁気を切ってのせてください。それでずいぶん違いますよ。
店主のひとことご飯と具は、どちらも完全に冷ましてから詰めます。
考え方
一つの入れ物にご飯を敷き、その上に主菜をのせて持っていく形の弁当です。おかずを詰め分ける手間がない代わりに、汁気の扱いに気をつける必要があります。
献立の例
| 主菜 | 鶏の照り焼きを汁気を飛ばして煮からめたもの |
|---|---|
| 副菜 | 小松菜のごま和えとミニトマト |
| 汁物 | 持ち歩かず、家で飲む味噌汁 |
料理のアイデア
- 鶏の照り焼き丼
- そぼろと炒り卵の二色丼
- 豚のしょうが焼き丼
- 牛肉と玉ねぎの甘辛煮丼
- 麻婆豆腐丼
- 鶏そぼろと小松菜の丼
- 焼き鮭とごまの丼
- きんぴらと厚揚げの丼
- 親子煮の丼
- 野菜と豚肉のみそ炒め丼
- 高菜と豚ひき肉の丼
- 五目煮の丼
段取りのコツ
- 具は最後に強めの火で汁気を飛ばしてから、冷まして詰めます。
- ご飯の上に焼きのりか、ごまを一面ふると汁が下へ落ちにくくなります。
- 肉も卵も中心まで火を通し、完全に冷ましてからふたをします。
- 副菜は汁気の少ないものを選び、仕切りを使って直接触れさせません。
よく聞かれること
汁が染みないようにするには。
具の汁気を強火で飛ばすのが第一です。そのうえで、ご飯の上に焼きのりを一枚敷くか、ごまと削り節をふってください。この層が汁を受け止めてくれます。
温かいまま詰めてもいいですか。
やめてください。湯気がふたの裏で水になり、傷みやすくなります。ご飯も具も完全に冷ましてから詰めます。急ぐときは平らな皿に広げると早く冷めます。
夏場の持ち歩きが心配です。
保冷剤と一緒に袋へ入れ、直射日光の当たる場所を避けてください。生野菜は別にするか、入れないほうが安心です。おかずはしっかり火を通して、味付けも普段より少し濃いめにします。